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レイジーマン・コーヒー物語 その1
今年こそ、世界の情勢がよりよい方向に動き始めるか、という期待をあざ笑うかのように、トランプ率いる米軍がベネズエラに侵攻した。昔、ピースボートに乗ってベネズエラに立ち寄り、マラカイボ油田の見学に行って、現地の環境活動家から話をうかがったこと、またさらに昔、ボストンの学生寮でベネズエラ出身の若者たちと親しくなったことなどを思い出した。さらに、トランプが次の標的として名指して脅しをかけている周辺国、メキシコ、コロンビア、ブラジルなどに住む友人知人たちのことを思った。 ぼくたちはなんと劣悪で野蛮な侵略者の姿を目の当たりにしているのだろう。悪い夢でも見ているようだ。しかし、一方で、今起こっていることには何も目新しいことはなく、これまでずっと続いてきたことの、よりあけすけな表現にすぎないとも思える。ベネズエラで起こったことが、パレスチナ、シリア、イラク、アフガニスタン、チリをはじめとしたこの数十年の悲劇、そしてそれらを常に引き起こしてきた帝国主義的プロジェクトと重なる・・・ 言いたいこと、言わなければならないこと、考えたいこと、考えねばならないことはたくさん
信一 辻
1月6日


冬至のキャンドルナイト:大地の再生を祈り、祝う
明日は冬至。北半球で最も日の短い日。特に北ヨーロッパでは、太古の昔から、それは衰えて死に向かっていた太陽が、またその日を境に蘇っていく日、つまり、太陽の死と再生、自然界のリジェネレーションを祈り、また祝う祭りの日だったのである。クリスマスの原型だとも言われる。 冬至と言えば、ぼくにとってはキャンドルナイト。2001年の夏至の日にぼくと仲間たちが始めた暗闇ナイトは間もなくキャンドルナイトとなり、2003年にはさまざまな団体や個人とつながって、「100万人のキャンドルナイト」へと成長し、その年の夏至にはある調査による500万人の人が参加してくれたという。 明日冬至の夜、ぼくたちはイベントを行う。文字通りの「電気を消してスローな夜を」とはいかないが、ま、そこは自分に寛大であろう。何しろ、新刊『リジェネレーター 土に恋する大地再生者たち』(辻信一訳、ゆっくり堂刊)の出版を記念するリジェネレーションの集いなのだから。 次に読んでいただくのは、2006年に西日本新聞にぼくが書いたキャンドルナイトについての記事。その次は、2003年に仲間たちとつくったばかり

辻信一
2025年12月21日


自分の中にある“小さな希望の火”を絶やさない~ヘンリー・コールマンさんインタビューから
9月1日~9日まで、ナマケモノ倶楽部とジュレー・ラダック共催で、「"懐かしい未来"の故郷で、豊かな自然と文化の未来をみつける旅」を開催しました(ツアー詳細は こちら )。 数回に分けて、旅の日記と、貴重なインタビューなどをこの「ナマケモノしんぶん」でシェアしていきます。私たちが実際に目でみて、村に身を置き、人々の話から感じた学び・気づきをみなさんが受け取り、これからのローカリゼーション運動の知のツールとして活用いただければ幸いです。(事務局) 2025年9月8日午後、レー市内カフェにて お話:ヘンリー・コールマンさん(Local Futuresスタッフ) 聞き手・通訳:辻信一 文字おこし:関 沙織 編集:会津順子 ヘンリー・コールマンさん ラダックの挨拶文化は気持ちがいい! 7月12日からラダックに入り、 「プラネット・ローカル・サミット」 の準備にあたってきました。ラダックに来るのは6回目です。ラダック語も少しずつですが、うまくなっています。西洋人である私がラダック語を話すには、脳を逆さまにしないといけないんです。だから、文法とかいろいろ難

ナマケモノ事務局
2025年12月13日


私たちが目覚めさえすれば ヘレナからの朗報
9月、 数日前、ローカル・フューチャーズのメルマガで、われらがリーダー、ヘレナ・ノーバーグ=ホッジからのメッセージが送られてきた。彼女がグッドニュースだと喜んでいるのは、長年世界中の主要メディアによって報道されることがほとんどなかった、グローバル経済システムのカラクリ、特に、貿易協定の中にそっと盛り込まれたISDS (投資家対国家紛争解決)条項の危険な本質が、ようやく、影響力の大きいイギリスのガーディアン紙のコラムニスト、ジョージ・モンビオットによって明るみ出されたことだ。 日本でも、メディアによってこの問題がしっかりと取り上げられるように、ぼくたちも働きかけを強めなければいけない。 同じようヘレナは、民主主義の空洞化、富の巨大な格差、グローバル企業による世界支配、気候危機などを引き起こしてきたのが、一部の”悪者”の仕業などではなく、私たちのほとんどが、経済や貿易の仕組みに無知だったせいだということをよい報せだという。 「それがよいニュースだと私が言うのは、何が起きているのかに人々が目覚めさえれば、根本的なシステム変革が可能になるからです」...
信一 辻
2025年12月11日


YES! ISHIKI RIVER「石木川カレンダー2026」を広めよう!
長崎県川棚町こうばる地区に暮らす画家、こうばるほずみさんが、YES! ISHIKI RIVERへの想いを込めて、石木川に暮らす川魚を描いた2026年のカレンダーを制作しました。ナマケモノ倶楽部でもこのカレンダーをお預かりし、一緒に広めていくことにしました。 >>ご注文は こちら ! ほずみさんはこうばる生まれ、こうばる育ち。ご自宅と田んぼ、畑は石木ダム建設予定地にあるため、ダムができたら水の下に沈んでしまいます。映画「ほたるの川のまもりびと」にも住民の一人として出演されています。 >>こうばるほずみさんのインスタグラム @ ishikirivermuseum 1970年代に石木ダム建設計画が発表されてから50年。当時の人たちに、1990年代のバブルの崩壊、すすむ過疎化と少子高齢化、気候変動による異常気象など、今の日本の状況が予想できたでしょうか? 本当にダムが必要なのか?、なぜ計画を変更できないのか?…そうさせてしまっているのは私たち(川棚町以外に暮らす人びと)の無関心にも原因があるのではないでしょうか。 2024年の「希望のキャラバン」で直接の

ナマケモノ事務局
2025年12月5日
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