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自分の中にある“小さな希望の火”を絶やさない~ヘンリー・コールマンさんインタビューから
9月1日~9日まで、ナマケモノ倶楽部とジュレー・ラダック共催で、「"懐かしい未来"の故郷で、豊かな自然と文化の未来をみつける旅」を開催しました(ツアー詳細は こちら )。 数回に分けて、旅の日記と、貴重なインタビューなどをこの「ナマケモノしんぶん」でシェアしていきます。私たちが実際に目でみて、村に身を置き、人々の話から感じた学び・気づきをみなさんが受け取り、これからのローカリゼーション運動の知のツールとして活用いただければ幸いです。(事務局) 2025年9月8日午後、レー市内カフェにて お話:ヘンリー・コールマンさん(Local Futuresスタッフ) 聞き手・通訳:辻信一 文字おこし:関 沙織 編集:会津順子 ヘンリー・コールマンさん ラダックの挨拶文化は気持ちがいい! 7月12日からラダックに入り、 「プラネット・ローカル・サミット」 の準備にあたってきました。ラダックに来るのは6回目です。ラダック語も少しずつですが、うまくなっています。西洋人である私がラダック語を話すには、脳を逆さまにしないといけないんです。だから、文法とかいろいろ難

ナマケモノ事務局
12 分前


私たちが目覚めさえすれば ヘレナからの朗報
9月、 数日前、ローカル・フューチャーズのメルマガで、われらがリーダー、ヘレナ・ノーバーグ=ホッジからのメッセージが送られてきた。彼女がグッドニュースだと喜んでいるのは、長年世界中の主要メディアによって報道されることがほとんどなかった、グローバル経済システムのカラクリ、特に、貿易協定の中にそっと盛り込まれたISDS (投資家対国家紛争解決)条項の危険な本質が、ようやく、影響力の大きいイギリスのガーディアン紙のコラムニスト、ジョージ・モンビオットによって明るみ出されたことだ。 日本でも、メディアによってこの問題がしっかりと取り上げられるように、ぼくたちも働きかけを強めなければいけない。 同じようヘレナは、民主主義の空洞化、富の巨大な格差、グローバル企業による世界支配、気候危機などを引き起こしてきたのが、一部の”悪者”の仕業などではなく、私たちのほとんどが、経済や貿易の仕組みに無知だったせいだということをよい報せだという。 「それがよいニュースだと私が言うのは、何が起きているのかに人々が目覚めさえれば、根本的なシステム変革が可能になるからです」...
信一 辻
2 日前


YES! ISHIKI RIVER「石木川カレンダー2026」を広めよう!
長崎県川棚町こうばる地区に暮らす画家、こうばるほずみさんが、YES! ISHIKI RIVERへの想いを込めて、石木川に暮らす川魚を描いた2026年のカレンダーを制作しました。ナマケモノ倶楽部でもこのカレンダーをお預かりし、一緒に広めていくことにしました。 ほずみさんはこうばる生まれ、こうばる育ち。ご自宅と田んぼ、畑は石木ダム建設予定地にあるため、ダムができたら水の下に沈んでしまいます。映画「ほたるの川のまもりびと」にも住民の一人として出演されています。 >>こうばるほずみさんのインスタグラム @ ishikirivermuseum 1970年代に石木ダム建設計画が発表されてから50年。当時の人たちに、1990年代のバブルの崩壊、すすむ過疎化と少子高齢化、気候変動による異常気象など、今の日本の状況が予想できたでしょうか? 本当にダムが必要なのか?、なぜ計画を変更できないのか?…そうさせてしまっているのは私たち(川棚町以外に暮らす人びと)の無関心にも原因があるのではないでしょうか。 2024年の「希望のキャラバン」で直接のご縁をいただき、オンライン

ナマケモノ事務局
12月5日


リジェネレーターはあなただ
京都、奥大山、下関を経て長崎県各地を巡る旅を終えて戻ってきたばかりだ。いつもの通り、ご縁に任せるブラブラ人類学なのだが、今回もまた、旅先のあちこちで、新しい時代へと向けて生き生きと活動するリジェネレーターたちに出会い、彼らから大きな学びとインスピレーションをいただいた。詳しい報告はまたの機会ということにしよう。 さて、大地は全ての生きものにとってのよき庭だ。大地が生きとし生けるものの生と再生を支え、生きものたちが大地をつくり、更新し続ける。そんなリジェネレーションの営々たる働きを祝うのが、明日11月28日は“いい庭”の日。日本版の感謝祭(サンクスギビング)と言ってもいい(まあ、ダジャレだけど)。 そしてその“いい庭の日”に、今世界で注目され、実践されるリジェネラティブ(大地再生)ムーブメントの、おそらくは最良の指南書である『リジェネレーター 土に恋する大地再生者たち』の日本語版が、いよいよ刊行される。原題はFor the Love of Soil、ぼくなりに訳せば「土に恋して」。この本を書いたのは、ニコール・マスターズ、農業生態学者である
信一 辻
11月27日


ローカルに暮らし、ホリスティックな視点を養う~ヘレナ・ノーバーグ=ホッジさんインタビューから
9月1日~9日まで、ナマケモノ倶楽部とジュレー・ラダック共催で、「"懐かしい未来"の故郷で、豊かな自然と文化の未来をみつける旅」を開催しました(ツアー詳細は こちら )。 数回に分けて、旅の日記と、貴重なインタビューなどをこの「ナマケモノしんぶん」でシェアしていきます。私たちが実際に目でみて、村に身を置き、人々の話から感じた学び・気づきをみなさんが受け取り、これからのローカリゼーション運動の知のツールとして活用いただければ幸いです。(事務局) 2025年9月8日午後、レー市内「Slow Garden」にて お話:ヘレナ・ノーバーグ=ホッジさん(国際NGO「Local Futures」代表 通訳:辻 信一 文字おこし・編集: 髙石知江 再編集:会津順子 ”遅れている”と言われてきた国々に目を向ける 私にとって、ラダックで「プラネット・ローカル・サミット」を開催することは一つの夢でもありました。今回のサミットを振り返ると、私はずっと対話の必要性を感じてきました。かつて”先進国”と言われてきた国々と、”遅れている”と言われてきた国々との対話。そして

ナマケモノ事務局
11月25日
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