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あれから2年 人間再生はパレスチナから
ベツレヘムのホーリーランド・トラスト あの10月7日から2年、パレスチナから時々メールを送ってくれるのは、ベツレヘムに拠点を置く非暴力平和運動の「ホーリーランド・トラスト(HLT)」という団体だ。そのHLTから、「10月7日:振り返る、考える、そして仕事を続ける」と題されたメールが届く。 <ガザ戦争2年、ホーリーランド・トラストからの声明> ガザ戦争開始から2年を迎えるにあたり、私たちは、壊滅的な人命の損失についてだけでなく、この戦争が私たちに共通する人間性のあり方について何を明らかにしてきたのか、について改めて考えます。 2023年10月7日の出来事は、決して孤立した出来事ではありませんでした。それは、パレスチナの人々が75年間にわたって経験してきた、組織的な不正、強制移住、そして抑圧への反応でした。しかし同時に、それは世界的な目覚めの始まりを告げるものでもありました。帝国主義、植民地主義、そして支配、搾取、不平等を常態化させるあらゆる体制の終焉を求める、集合意識の転換です。 ガザで今も繰り広げられているのは、人々に対する戦争である

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2 時間前


ツアーレポート:ラダック人のキランキランの瞳と思いに魅せられる
9月1日~9日まで、ナマケモノ倶楽部とジュレー・ラダック共催で、「"懐かしい未来"の故郷で、豊かな自然と文化の未来をみつける旅」を開催しました(ツアー詳細は こちら )。 数回に分けて、旅の日記と、貴重なインタビューなどをこの「ナマケモノしんぶん」でシェアしていきます。私たちが実際に目でみて、村に身を置き、人々の話から感じた学び・気づきをみなさんが受け取り、これからのローカリゼーション運動の知のツールとして活用いただければ幸いです。(事務局) 6日目 私たちがホームステイさせていただいたお家の外観 朝ごはんの準備に参加する シャラー村のホストファミリーとお別れ 窓からの景色が本当に素晴らしいお部屋で 星空も日の出も存分に味わって、前日の祈祷部屋でのお祈りに同席させて頂いたお礼を僧侶の方々に伝え、朝のお詣りにもちょっとだけ参加させて頂き、1日が始まりました。 ホストマザーは、お香を一部屋ずつ焚いて周ります。そして、前日の村の方々との文化交流の集まりには見えなかったので、ダンスの動画などを見てもらいました。クスクスと笑って嬉しそうでした。

ナマケモノ事務局
3 日前


私はヤギたちのために生きたいー大学を卒業して村に戻った若き羊飼い、ツェリン・ラドルさんのインタビューから
9月1日~9日まで、ナマケモノ倶楽部とジュレー・ラダック共催で、「"懐かしい未来"の故郷で、豊かな自然と文化の未来をみつける旅」を開催しました(ツアー詳細は こちら )。 数回に分けて、旅の日記と、貴重なインタビューなどをこの「ナマケモノしんぶん」でシェアしていきます。私たちが実際に目でみて、村に身を置き、人々の話から感じた学び・気づきをみなさんが受け取り、これからのローカリゼーション運動の知のツールとして活用いただければ幸いです。(事務局) ツェリン・ラドルさんインタビュー 於:キュンギャム村・ツェリン・ラドルさん宅にて、2025年9月5日午前 通訳:スカルマ・ギュルメット、辻信一 文字おこし:木下桃歌 都会で学んだ私が村に戻った理由 スカルマ:ツェリン・ラドルさんを紹介します。21歳のラダッキー(ラダック人)で、ラドルという名前は、ラー「神の子」、ドルはたぶん「ドルマ・タラ菩薩」にちなんでいると思います。 ラドル:私の家族はこのキュンギャム村でお店をやってたんですが、2013年にそれをやめて、畑仕事で生計を立てるようになりました。2020年

ナマケモノ事務局
4 日前


リジェネラティブ&ローカル・ツアー in 北部タイ Feb. 2026~森の民が営む伝統農業とローカル経済を体験する旅
「“レイジーマン(ナマケモノ)”とは、焦らずゆっくり待ちながら、自然をよく観察し、そして自然から学ぶという態度、生き方のことです。森に棲む他のいろいろな生き物たちを尊重し、それらと共存する。そうすれば、結局はちゃんと自分たちが必要とするものを手に入れることができる」 「食べては、そのタネをまた蒔く。そしてまた食べる。今ではこの小さなアグロフォレストリーの森から、一年を通じて食べ物を収穫することができます。その多様性が、私たちの支えです。私たち人間もこの森のように寛容に、助け合って生きるべきです」 ーースウェ(カレン民族、レイジーマン農場代表) ノンタオ村の森が紡ぎだす恵み。撮影:辻信一 <リジェネラティブ&ローカル・ツアー in 北部タイ Feb. 2026> 森の民が営む伝統農業とローカル経済を体験する旅 森とつながり直すことから、足元の土を見つめ直すことから、世界を変えていきませんか? ナマケモノ倶楽部と出かける 「リジェネラティブ&ローカル・ツアー」 は、世界各地で、コミュニティと生態系の再生に取り組む人びとに出会い、その暮らしや文化を

ナマケモノ事務局
6 日前


石木川ミュージアムからあなたへ
石木川ミュージアム、それはたぶん、世界で一番小さくて貧しく謙虚なミュージアム。道端の田舎道の道端にひっそりと静かに佇む、ほとんどの人が気づかないくらい地味な、トタン壁の掘立て小屋。でも、あなたなら気づくかもしれない。そこに漂う不思議なオーラ。夏には蔦に占領されそうになるくらい、それは一見、頼りない。でも、誰も侮れない底力をもって、そこにしっかり建っている。中に入ると,あっと驚く鮮やかなピンクの壁。それはここに40年も通い続けてきた村の逞しい女性たちの愛の色。 壁に並ぶのは、MOMAにあってもおかしくない見事な絵画の数々。見るものは、それぞれの絵の内で、多様なモノやコトや生きものたちが織りなす物語の中へと引き込まれる。そこには、「村などはとるに足りず、その外の広い世界にしか生はない」という神話を軽々と突き破るパワーが秘められている。アーティストのホーちゃんは、その広い世界によってダムの底に沈むことを宣告されたこの故郷の村で、今も暮らしを営み続ける13軒の家の一つで生まれ育ち、これらの絵を生み出してきた。そして彼女は今、自分のアートの次なるステー

辻信一
10月30日
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