top of page
検索


ラダックで私たちが出会った”懐かしい未来”の今~ツアーレポート・その3
Amchi and holistic healing:伝統治療 ラダックの高度にも慣れてきた4日目、私たちはシェイ村からシャラ村に移動。村に暮らすアムチ(伝統治療医)を訪ねました。アムチはチベット語で「ソワ(治す)・リクパ(智慧)=治す智慧をもつ者」とも呼ばれ、身体に病気が起こらないよう、予防的な生活習慣のアドバイスをする役割を担ってきました。食事療法で症状が改善しない場合は手術も行います。 ラダック王国時代、ラダック王はアムチを重用し、各村にアムチを配置していました。アムチは村の家々を頻繁に回っては皆に予防医学的なアドバイスをし、村人たちからも一目置かれる存在でした。税制面では村の労働や徴税を免除され、また、アムチの畑は村人たちが世話をしていました。 ところが、1834年、ラダック王国がゾラワール・シン率いる軍に敗れ、ジャンムー・カシミールの属国となり、その後、英国統治下に入ると、西洋医学に押され、伝統的なアムチのシステムが崩壊していきます。 21世紀に入り、アーユルヴェーダやチベット医学の再評価の機運が高まる中で、アムチへの再評価も高まり、ラ

ナマケモノ事務局
6月4日


ラダックで私たちが出会った”懐かしい未来”の今~ツアーレポート・その2
2026年5月5日から7泊8日でNPOジュレー・ラダックとの共催で開催された、インド北部・ラダックでのスタディツアー(プログラム概要はこちら)。ヘレナ・ノーバーグ=ホッジさんが『懐かしい未来』で記録したラダックから50年が経ち、ますますインド、そして世界からのグローバル化の波が押し寄せつつあるラダック。 その中で、私たちがツアーで訪れたのは農村部。ラダックの人々の伝統的な文化が何によって紡がれているかを、ホームステイやインタビューからそれぞれが感じ、学ばせていただきました。 Shaman blessing:シャーマン訪問 ツアー2日目の午前は、レーから7キロに位置するチョクラムサル村で暮らすシャーマンのお宅にお邪魔しました。住宅地に並ぶお宅のゲートをくぐると、人々の列が見えます。11時の開始にあわせて地元の方が何人も中庭で待っていました。 スカルマさんが扉の前でにこにこしながら座っているおばあさんを見つけ、声をかけます。「知り合いかな?」と思っていたら、なんと!そのおばあさんがトランス前のシャーマンご本人でした。健康的に日焼けしたお顔で、にこにこ

ナマケモノ事務局
6月4日


ラダックで私たちが出会った”懐かしい未来”の今~ツアーレポート
2026年5月5日から7泊8日でNPOジュレー・ラダックとの共催で開催された、インド北部・ラダックでのスタディツアーの報告です(ツアー概要はこちら)。 デリーで1泊してから、飛行機でラダック・レー空港へ。迎えにきてくれたスカルマさんそこから両側にインドからの商品や果物が並ぶ市街地を抜け、私たちの旅の拠点となるシェイ村へ向かいます。途中、KFCという見慣れたロゴマークが見えてショックを隠せない私たち😨。 聞けば、ラダックにできた1号店で、映画館に併設されたのだとか。 それでも農村部では、まだまだコミュニティが健在で、私たちも春の到来を喜ぶ人たち、祈りとともにある暮らしに出会うことができました。 Animal plowing:動物をつかった伝統農耕 中心都市レーから8キロに位置するサブ―村。でも、人々の暮らしは農業が中心で、時間もゆったりと流れています。お天気がよく、村では畑の準備に取り掛かる人々があちらこちらに見えます。 サブ―村はジャガイモが特産です。他には大麦、小麦、ソバ、菜の花などを換金作物として栽培しています。そして、ヤクと牛をかけあわせ

ナマケモノ事務局
6月3日


ラダックからただいま。そしてローカリゼーション
ラダックから帰ってきた。空港に着陸した時には雨が降っていた。地面が雨で濡れて光っている様子が、何か珍しいものに見えた。そして鼻腔に雨の匂いが満ちるのに感動を覚えた。これがぼくの生まれ育った場所、“水のくに”なんだ、という感慨。そして、つい昨日までいたラダックで身体全体が感じていた渇きの感覚を思い出す。そして、砂漠のような岩と砂礫でほとんどが茶色い風景の中でも、勢いよく流れ下る雪解け水のきらめきに魅了される自分がいた。遊牧地ではその流れの朗らかな音に合わせて、人間たちが、山羊や羊や馬たちが、バーラル(ブルーシープ)や野ウサギなどの野生動物が、鳥たちが踊るように動いているようだった。そう、水こそがこの世界の本質だ。神だ。水を真ん中に、すべてを考え直さなければいけない。 日本からのツアーはぼくも含めて総勢9名。シェイをベースに、シャラー、キュンギャムなどの村を訪ね、アムチ(伝統医療師)、ラマ(女性シャーマン)に面会、いくつかの仏教寺院にもお参りした。まだまだ寒い初春のラダックで、標高4500メートルのツォモリリ湖、4600メートルを越えるコルゾクの
信一 辻
5月28日


石木川アースデイ2026,虚空蔵山ありがとう
4月29日、長崎県東彼杵郡川棚町福浄寺にて「石木川アースデイ2026」が開催されました。ナマケモノ俱楽部も九州メンバーを中心に東京、横浜、京都から参加しました。現地にご参加いただいたみなさま、現地に想いを乗せ告知に協力してくれたみなさま、スタッフとして関わってくれたみなさん、見守ってくれた虚空蔵山、石木川の生きものたちに心から感謝の気持ちを送らせてください。 「もう一度 考え直そう 石木ダム」の呼びかけに多くの人が集ってくださいました。島原在住の彫刻家、野島泉里さんの石の声を聴くオープニングアクト、深草誓弥住職の開会宣言にはじまり、本堂での宮本博司さん、福浄寺住職、前住職、辻信一さんらのトーク、佐世保在住の音楽家、重松壮一郎さんのピアノライブなど、自然の声、いろいろな立場の声に真摯に耳を傾け、考える一日でした。 境内ではお昼をメインにお寺の本場タンドール窯をつかったナンやチキン、カレーや川棚のお米と虚空蔵山の水で炊いた石木川むすび、川棚の甘夏をつかったドリンク、石木ダムのことを学べるパンフレットや石木川ミュージアムグッズ、スローライフの書籍や雑貨

ナマケモノ事務局
5月21日
bottom of page
