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ツアーレポート:プラネット・ローカル・サミットへ!

9月1日~9日まで、ナマケモノ倶楽部とジュレー・ラダック共催で、「"懐かしい未来"の故郷で、豊かな自然と文化の未来をみつける旅」を開催しました(ツアー詳細はこちら)。何回かに分けて、旅の日記と、貴重なインタビューなどをこの「ナマケモノしんぶん」でシェアしていきます。私たちが実際に目でみて、村に身を置き、人々の話から感じた学び・気づきをみなさんが受け取り、これからのローカリゼーション運動の知のツールとして活用いただければ幸いです。(事務局)

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3日目


プラネット・ローカル・サミット1日目のオープニングへ


午前はプラネット・ローカル・サミットに参加しました。サミット初日であったため、開会の挨拶、参加者全体でのアイスブレイクなどが行われました。開会の挨拶では、ヘレナ・ノーバーグ=ホッジさんやスタンジン・ドルジェ・ギャ監督など、ラダックにゆかりのある人々がスピーチし、サミットの目的・ラダックの現状などが紹介されました。


また会場内に設置されたブースで、ラダックで生産された食品・衣類・本などが販売されており、多くの方が購入されていました。あんず関連の製品、動物の毛でできた衣類、ラダックに関連した書籍・ポスターなどが販売されていました。


左写真/左からヘレナさん・辻さん・羊飼いラドルさん、右写真/ドライフルーツなどの販売


これからの農業の可能性を見学


午後からはサブー村に移動し、村の見学と座談会が行われました。村の住人であり元役人のタシさんとアンチョクさんのお二人に案内頂きました。村の畑を見学(写真は赤い蕎麦を栽培している畑と、採れた蕎麦の実・乾燥あんず)したのち、アンチョクさん宅に移動しラダックの農業事情について説明を受け、農業用水が枯渇している事や、気候的に有機栽培が難しい事などを知りました。


その後はアンチョクさんが建てられたお祈り用のお堂(?)や、アンチョクさんの娘さんが設計されたホテルを見学しました。




あたたかい家庭料理と、ラダック&タイの伝統楽器の共演


夜はスカルマさんの妹ラモさん宅に移動し、夕食を振舞っていただきました。チベット料理のモモやスープなど、地元ならではのお食事でした。スキマ時間に、ラモさんの息子さんがラダックの伝統楽器で弾き語りを披露してくれました。タイのカレン民族の伝統楽器を持参していたオシは彼の手作りの民族楽器でお礼に1曲。食後にラモさん夫妻を交えたお話し会を行いました。


「日本人はラダック人よりも裕福だが、ラダック人より持っている土地は小さいし自由時間も少ない。車や電話が使える様になり、移動や連絡にかける時間を節約できても、むしろ忙しくなるばかりだ」

といった話がされていました。


お話会の後はパラダイスシェーに戻り、長い1日の疲れを癒しました。(りょうすけ)


ラモさんお手製のモモをはじめ、ラダックの伝統料理がずらり!
ラモさんお手製のモモをはじめ、ラダックの伝統料理がずらり!

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互いに楽器を交換してつまびく
互いに楽器を交換してつまびく

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