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20年目のキャンドルナイト その5 辻信一
ぼくが望んでいるのは、自分の暮らしの中や周りにあるごく当たり前の愉しさや美しさや安らぎ。それを望むのが贅沢だと言われればそれでもいい。ぼくが欲しいのはその贅沢だ。安上がりで、スローで、シンプルで、慎ましやかで、威張らない、はた迷惑にならない、持続可能でエコロジカルな贅沢。

辻信一
2020年6月20日


20年目のキャンドルナイト その4 辻信一
一年前、君たちは、チャルカを回す代わりに種をまき、苗を植え、水やりをして、育っていく植物に寄り添う生き方を始めた。自分が何を、誰と、いかに食べるのか、という問いにこそ世界変革の鍵があると考えた君たちは、夏至の夜、その君たちの畑でローソクを灯した。

辻信一
2020年6月18日


座談会「コロナの向こうを 照らす明かり」(6/8後半)
意識が高い人たちが周りに多いと思うんですけど、世の中の大半はそうじゃない。そうじゃない人たちはどう感じているのかを知ることが大切だし、その人たちにとっても、今回のコロナ危機が何かいいきっかけになったらいいなと思っています。そのためにはどういう補助線を引くことができるんだろうか。

ナマケモノ事務局
2020年6月18日


20年目のキャンドルナイト その3 辻信一
30年以上も前に松下さんは、海を埋め立てて巨大コンビナートをつくる計画に反対し、「環境権裁判」を起こしました。(略)「物質的な豊かさだけを追い求めるのはやめて、少しの間立ち止まろう、ちょっとだけつつましい生活をしよう」と自主停電を呼びかけ、「暗闇の思想」を提唱しました。

辻信一
2020年6月17日


座談会「コロナの向こうを 照らす明かり」(6/8前半)
竹村:僕は人間というのはまだまだ未開の存在だと思っているんです。『サピエンス全史』(ユヴァル・ノア・ハラリ著)という本がありますが、僕は「全史」より「前史」と書いて、これまでは、いよいよこれから本番を迎えるホモサピエンスの歴史にとっての前史、プレヒストリーで、本番はこれからだよ…

ナマケモノ事務局
2020年6月16日
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