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私たちが目覚めさえすれば ヘレナからの朗報
9月、 数日前、ローカル・フューチャーズのメルマガで、われらがリーダー、ヘレナ・ノーバーグ=ホッジからのメッセージが送られてきた。彼女がグッドニュースだと喜んでいるのは、長年世界中の主要メディアによって報道されることがほとんどなかった、グローバル経済システムのカラクリ、特に、貿易協定の中にそっと盛り込まれたISDS (投資家対国家紛争解決)条項の危険な本質が、ようやく、影響力の大きいイギリスのガーディアン紙のコラムニスト、ジョージ・モンビオットによって明るみ出されたことだ。 日本でも、メディアによってこの問題がしっかりと取り上げられるように、ぼくたちも働きかけを強めなければいけない。 同じようヘレナは、民主主義の空洞化、富の巨大な格差、グローバル企業による世界支配、気候危機などを引き起こしてきたのが、一部の”悪者”の仕業などではなく、私たちのほとんどが、経済や貿易の仕組みに無知だったせいだということをよい報せだという。 「それがよいニュースだと私が言うのは、何が起きているのかに人々が目覚めさえれば、根本的なシステム変革が可能になるからです」...
信一 辻
2025年12月11日


リジェネレーターはあなただ
京都、奥大山、下関を経て長崎県各地を巡る旅を終えて戻ってきたばかりだ。いつもの通り、ご縁に任せるブラブラ人類学なのだが、今回もまた、旅先のあちこちで、新しい時代へと向けて生き生きと活動するリジェネレーターたちに出会い、彼らから大きな学びとインスピレーションをいただいた。詳しい報告はまたの機会ということにしよう。 さて、大地は全ての生きものにとってのよき庭だ。大地が生きとし生けるものの生と再生を支え、生きものたちが大地をつくり、更新し続ける。そんなリジェネレーションの営々たる働きを祝うのが、明日11月28日は“いい庭”の日。日本版の感謝祭(サンクスギビング)と言ってもいい(まあ、ダジャレだけど)。 そしてその“いい庭の日”に、今世界で注目され、実践されるリジェネラティブ(大地再生)ムーブメントの、おそらくは最良の指南書である『リジェネレーター 土に恋する大地再生者たち』の日本語版が、いよいよ刊行される。原題はFor the Love of Soil、ぼくなりに訳せば「土に恋して」。この本を書いたのは、ニコール・マスターズ、農業生態学者である
信一 辻
2025年11月27日


あれから2年 人間再生はパレスチナから
ベツレヘムのホーリーランド・トラスト あの10月7日から2年、パレスチナから時々メールを送ってくれるのは、ベツレヘムに拠点を置く非暴力平和運動の「ホーリーランド・トラスト(HLT)」という団体だ。そのHLTから、「10月7日:振り返る、考える、そして仕事を続ける」と題されたメールが届く。 <ガザ戦争2年、ホーリーランド・トラストからの声明> ガザ戦争開始から2年を迎えるにあたり、私たちは、壊滅的な人命の損失についてだけでなく、この戦争が私たちに共通する人間性のあり方について何を明らかにしてきたのか、について改めて考えます。 2023年10月7日の出来事は、決して孤立した出来事ではありませんでした。それは、パレスチナの人々が75年間にわたって経験してきた、組織的な不正、強制移住、そして抑圧への反応でした。しかし同時に、それは世界的な目覚めの始まりを告げるものでもありました。帝国主義、植民地主義、そして支配、搾取、不平等を常態化させるあらゆる体制の終焉を求める、集合意識の転換です。 ガザで今も繰り広げられているのは、人々に対する戦争である
信一 辻
2025年11月6日


石木川ミュージアムからあなたへ
石木川ミュージアム、それはたぶん、世界で一番小さくて貧しく謙虚なミュージアム。道端の田舎道の道端にひっそりと静かに佇む、ほとんどの人が気づかないくらい地味な、トタン壁の掘立て小屋。でも、あなたなら気づくかもしれない。そこに漂う不思議なオーラ。夏には蔦に占領されそうになるくらい、それは一見、頼りない。でも、誰も侮れない底力をもって、そこにしっかり建っている。中に入ると,あっと驚く鮮やかなピンクの壁。それはここに40年も通い続けてきた村の逞しい女性たちの愛の色。 壁に並ぶのは、MOMAにあってもおかしくない見事な絵画の数々。見るものは、それぞれの絵の内で、多様なモノやコトや生きものたちが織りなす物語の中へと引き込まれる。そこには、「村などはとるに足りず、その外の広い世界にしか生はない」という神話を軽々と突き破るパワーが秘められている。アーティストのホーちゃんは、その広い世界によってダムの底に沈むことを宣告されたこの故郷の村で、今も暮らしを営み続ける13軒の家の一つで生まれ育ち、これらの絵を生み出してきた。そして彼女は今、自分のアートの次なるステー

辻信一
2025年10月30日
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