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ラダックで私たちが出会った”懐かしい未来”の今~ツアーレポート・その4
Archery games:村の男たちの遊び 2泊ステイしたシャラ村で、ちょうど土日にかけてアーチェリー大会が催されました。春の農作業を前に、豊作や村の繁栄を願って執り行われる伝統行事のひとつです。金曜日の夕方には調理器具を運ぶお母さんたちを見かけたのですが、当日、大きなテントやアーチェリー会場にはお母さん、おばあさんなど女性の姿がほぼ皆無。どうやら男たちが親睦を深めるという趣旨もあるようです。 レーに出ている男たちもこの大会に参加するために帰省するそうで、就学前の男児たちから洋服のティーンエイジャー、そしてシンプルながらオシャレにコーディネイトされた伝統衣装に身を包み、自慢の弓を手に談笑する大人たち、椅子に座り、大会の結果を見守る長老たちと実に見事な風景でした。 大会への参加費は100ルピー。勝者はみなから集めた参加費から賞金がもらえるようです。日本の運動会よりも自由な雰囲気で、遠くの的に向かって、横一列に並んだ5,6人が次々に自分のタイミングで矢を放っていきます。的に当てた人が出ると、みなで声をあげて喜びあいます。もちろん、私たちも何人か参加

ナマケモノ事務局
6月5日


ラダックで私たちが出会った”懐かしい未来”の今~ツアーレポート・その3
Amchi and holistic healing:伝統治療 ラダックの高度にも慣れてきた4日目、私たちはシェイ村からシャラ村に移動。村に暮らすアムチ(伝統治療医)を訪ねました。アムチはチベット語で「ソワ(治す)・リクパ(智慧)=治す智慧をもつ者」とも呼ばれ、身体に病気が起こらないよう、予防的な生活習慣のアドバイスをする役割を担ってきました。食事療法で症状が改善しない場合は手術も行います。 ラダック王国時代、ラダック王はアムチを重用し、各村にアムチを配置していました。アムチは村の家々を頻繁に回っては皆に予防医学的なアドバイスをし、村人たちからも一目置かれる存在でした。税制面では村の労働や徴税を免除され、また、アムチの畑は村人たちが世話をしていました。 ところが、1834年、ラダック王国がゾラワール・シン率いる軍に敗れ、ジャンムー・カシミールの属国となり、その後、英国統治下に入ると、西洋医学に押され、伝統的なアムチのシステムが崩壊していきます。 21世紀に入り、アーユルヴェーダやチベット医学の再評価の機運が高まる中で、アムチへの再評価も高まり、ラ

ナマケモノ事務局
6月4日


ラダックで私たちが出会った”懐かしい未来”の今~ツアーレポート・その2
2026年5月5日から7泊8日でNPOジュレー・ラダックとの共催で開催された、インド北部・ラダックでのスタディツアー(プログラム概要はこちら)。ヘレナ・ノーバーグ=ホッジさんが『懐かしい未来』で記録したラダックから50年が経ち、ますますインド、そして世界からのグローバル化の波が押し寄せつつあるラダック。 その中で、私たちがツアーで訪れたのは農村部。ラダックの人々の伝統的な文化が何によって紡がれているかを、ホームステイやインタビューからそれぞれが感じ、学ばせていただきました。 Shaman blessing:シャーマン訪問 ツアー2日目の午前は、レーから7キロに位置するチョクラムサル村で暮らすシャーマンのお宅にお邪魔しました。住宅地に並ぶお宅のゲートをくぐると、人々の列が見えます。11時の開始にあわせて地元の方が何人も中庭で待っていました。 スカルマさんが扉の前でにこにこしながら座っているおばあさんを見つけ、声をかけます。「知り合いかな?」と思っていたら、なんと!そのおばあさんがトランス前のシャーマンご本人でした。健康的に日焼けしたお顔で、にこにこ

ナマケモノ事務局
6月4日


ラダックで私たちが出会った”懐かしい未来”の今~ツアーレポート
2026年5月5日から7泊8日でNPOジュレー・ラダックとの共催で開催された、インド北部・ラダックでのスタディツアーの報告です(ツアー概要はこちら)。 デリーで1泊してから、飛行機でラダック・レー空港へ。迎えにきてくれたスカルマさんそこから両側にインドからの商品や果物が並ぶ市街地を抜け、私たちの旅の拠点となるシェイ村へ向かいます。途中、KFCという見慣れたロゴマークが見えてショックを隠せない私たち😨。 聞けば、ラダックにできた1号店で、映画館に併設されたのだとか。 それでも農村部では、まだまだコミュニティが健在で、私たちも春の到来を喜ぶ人たち、祈りとともにある暮らしに出会うことができました。 Animal plowing:動物をつかった伝統農耕 中心都市レーから8キロに位置するサブ―村。でも、人々の暮らしは農業が中心で、時間もゆったりと流れています。お天気がよく、村では畑の準備に取り掛かる人々があちらこちらに見えます。 サブ―村はジャガイモが特産です。他には大麦、小麦、ソバ、菜の花などを換金作物として栽培しています。そして、ヤクと牛をかけあわせ

ナマケモノ事務局
6月3日
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