カトプ村でのホームステイ・その1~ラダック・ツアー2026年9月旅の日記より
9月12日から8泊9日で、インド北部ラダック地方に”懐かしい未来”エコ・カルチャーツアーを、NPOジュレー・ラダックとナマケモノ倶楽部の共催で開催しました(旅の詳細はこちら)。
日本各地、アメリカ、オランダから、辻信一さんを含め11名が参加、ジュレー・ラダック代表、スカルマ・ギュルメットさん案内のもと、グローバル化の波に押されつつあるラダックの今を自分の目で見て、感じて、学び、遊び楽しむ貴重な時間を共にしました。
旅のメンバーたちの協力のもと、今回は訪問地ごとの日記や旅の感想をランダムに連載していきます。

カトプ村へ
担当:川井美奈子
キュンギャム村の標高4200メートルの川原で山羊、ヒツジとのグランドピクニックを終えた一行は、標高3000メートル台の宿泊地、カトプ村に向かいます。前回、辻さんとスカルマさんが初めて訪ね、村の人々との関係が生まれたといいます。道中、パキスタン領となったチベット仏教圏から逃れてきた王族一家が開いた村で、その一家がゲストハウスを始めたようなことを伺います。
さて、下ってはきたものの、村への分岐から大変険しい山道を改めて上ります。村のふもとかなと思えるところには川縁に木々が植えられ、牛も憩いています。しかし、それを尻目に車は岩肌ばかりの険しい途をさらに上っていきます。木々の姿にほっとしながら、ここを歩いている牛は誰がどう家に連れて帰るのだろうと、不思議でなりません。


Khatpuで検索して見つけたYouTube動画には、村の位置や地形がよく分かる地図が出てきます。そして、私たちがお世話になったゲストハウスのお母さん、ティンレス・アンモさんがおしゃれをして村の歴史を語っています。(youtube動画はこちら。字幕なし)
カトプの村の中も非常に勾配がきついのですが、たまたま我々の車が少し道に迷い、村の本道のつもりが、舗装のないガラガラ石の急坂に突っ込んでしまい驚きました。目指すお家も急坂に面しています。出入りも高度と傾きのせいで何かに掴まらないと足元がおぼつかない感じですが、お宅は堂々と建っています。



広めの玄関で一同靴を脱ぎ、廊下に宿泊荷物を置くとまずは食堂に集います。酸素ボンベで調子を取り戻す人もいます。このような高山への旅人にはよくあることのようで、我々のツアーでは車にボンベを積み、運転してくれているドルジェとカリックが必要とみればすぐに使わせてくれました。
まず部屋割りをして、お茶をいただきながら、主のティンレス・アンモさんにこの家の家族構成を聞きます。夕食前だがお母さんしかいない気配なので、お手伝いする人はしましょう、ということに。私は部屋で休みます。
このツアー、家々の窓からの眺めは、たいていどこもとんでもない絶景。今回私の寝るところの真下は、向日葵の黄色の美しさが目を惹きます。家の前の通りと家庭菜園が見えます。

夕食に呼んでいただくと、みんなでこねて作ったというモモ(写真左)がずらり。
「形が整っているのが私の!」「いや、整っていないのが私の!」と口々に言いながら、にぎやかな夕食です。チュータギ(写真右:手打ち麺と野菜の煮込み)と合わせていただきます。

夕食後のお菓子。後日空港の売店でチェックするとカシューナッツ粉入り
(続く)






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