ツアーレポート:ラダック人のキランキランの瞳と思いに魅せられる
- ナマケモノ事務局

- 2 日前
- 読了時間: 3分
9月1日~9日まで、ナマケモノ倶楽部とジュレー・ラダック共催で、「"懐かしい未来"の故郷で、豊かな自然と文化の未来をみつける旅」を開催しました(ツアー詳細はこちら)。
数回に分けて、旅の日記と、貴重なインタビューなどをこの「ナマケモノしんぶん」でシェアしていきます。私たちが実際に目でみて、村に身を置き、人々の話から感じた学び・気づきをみなさんが受け取り、これからのローカリゼーション運動の知のツールとして活用いただければ幸いです。(事務局)
6日目


シャラー村のホストファミリーとお別れ
窓からの景色が本当に素晴らしいお部屋で 星空も日の出も存分に味わって、前日の祈祷部屋でのお祈りに同席させて頂いたお礼を僧侶の方々に伝え、朝のお詣りにもちょっとだけ参加させて頂き、1日が始まりました。
ホストマザーは、お香を一部屋ずつ焚いて周ります。そして、前日の村の方々との文化交流の集まりには見えなかったので、ダンスの動画などを見てもらいました。クスクスと笑って嬉しそうでした。
今日は 昨日は見るだけだったパティを伸ばす朝ごはんの支度にも参加させてもらえました。 そして、いよいよお別れ。家族の皆さんと写真を撮り、皆さんにジェスチャーでお礼を伝え、次の目的地へ向かいました。
シャラー村からシェー村へ、途中 へミス僧院訪問
400年以上の歴史を持ち、たくさんの瞑想部屋のある壮麗な僧院へミス僧院では、スカルマさんから歴史などを聞き、美術館の見学とお買物ができました。
そして 久しぶりの水洗トイレと蛇口から出る水に感激してしまいました。ホームステイでは、水が出る時間が限られていたので、バケツからすくった水で片手ずつ洗っていて、両手で擦って洗えることに、無邪気に騒いでしまったのでした。

アジアンランチと、ティクセ・ゴンパ訪問
この日のお昼ご飯は、スカルマさんが初めて訪れるという、アジアンレストラン
「TESMA」でいただきました。
そしてティクセ・ゴンパ訪問。10段ごとにある踊り場で一呼吸しながら、ひたすら階段を上がって行きます。そしてラダックで最大の大仏様のお部屋で、それぞれがお参りをしました。この後、さらに上に上がって行くのですが、私はちょっとお腹が緩かったので 、先に下山させてもらいました。
シェー村に戻り、ゲシュ・コンチョック・ワンドゥ教授へのインタビュー
シェー村のホテルに戻り、ラダックで初めての暖かいシャワー。お天気が続いたので、ソーラー温水器も活動してくれ、太陽と水道のありがたみをつくづくと感じ、さっぱり爽快です。
そして、夕食は今日は梅醤番茶だけにして、ゲシュ・コンチョック・ワンドゥ教授へのインタビュー。教授は、「自分の内側へ入りなさい」と仏教哲学を学ぶ事の重要性や、瞑想がとても役立つことなどを話して下さいました。

6日目の終わりに思うこと
ラダックで出会った方々は、皆さんキランキランの瞳で、どの方も余計な思いがないというか、心から迷いも思惑もなく、押し付けやMUSTがなく、キランキランの思いがすーっとこちらに入ってきます。それが行く先々で感じることができたので、何があって?、なくて?、そんなふうにできるんだろう?、どうしたらそんなに無邪気にいられるのだろう?と、その距離感をうらやましく思いました。
その夜、一人でお祈り部屋へ侵入しての瞑想では、自分が素直に表現できないこと、あれこれ考えてしまうことに、何だか泣けてきてしまった日でもありました。(のりえ)
















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