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執筆者の写真ナマケモノ事務局

[new-slothml:1112] エクアドル:インタグ、鉱山開発のプロジェクトのライセンスが取り消しに


WE WON(我々は勝った!)と勝訴を喜ぶバナー

みなさんへ


和田彩です。いつもエクアドルインタグの反鉱山開発活動を応援してくださってありがとうございます。とうとう実を結びました!!!ちょっとご報告が遅くなりましたが、インタグにおける鉱山開発公社の開発ライセンスが取り消されました!以下、エクアドルでもかなり保守的と言われる新聞の記事です。


Corte Provincial de Imbabura revoca licencia ambiental de Enami-Codelco en Intag


***以下、和訳***


インバブラ地方裁判所、インタグにおけるEnami(エクアドル鉱山開発公社)-Codelco(チリ鉱山開発公社)の環境ライセンスを取り消す。

2023年4月5日


エクアドルの司法は、インバブラ県のインタグ地方でのEnami(エクアドル鉱山開発公社)-Codelco(チリ鉱山開発公社)の環境ライセンスを取り消した。そしてそれは「採掘反対抵抗の司法的勝利」と評された。


記者会見で、インタグでの採掘活動に対して30年間抵抗を続けてきた環境活動家と住民たちは、今週の水曜日、3月29日にインバブラ州司法裁判所がコミュニティとインタグの森に有利な判決を下したと報告した。


原告は、自然の権利と環境問題を保護するために憲法上の正義に訴えた。


裁判所は、チリの企業Codelcoが運営するジュリマワ採掘権の環境ライセンスを付与する際に、憲法違反があると言い切った。


この判決は、環境影響調査に基づいて付与された2014年12月16日付の環境ライセンスは、自然保護と環境協議の権利を侵害するものであるとした。さらに「前述のコミュニティの環境問題や自然保護に関する協議を受ける権利に違反がある」との判決を下した。

***


■DECOIN(インタグの環境保全草の根団体)のカルロス・ソリージャさん談。

これらの鉱山開発会社は控訴するだろうけれど、それには時間がかかる。環境調査をやり直すにも莫大な時間とお金がかかるためになかなかできないだろう。あるいは別の場所(すぐ隣)で環境ライセンスを取り直すという方法もあるけれど、それにもやはりお金と時間がかかるので、すぐにできることではない。とりあえず一安心。


■Frontera antiminera(反鉱山開発前線)のホセ・クエヴァさん談。

今、鉱山開発会社が弱っているところなので、他のことでも(過去の人権侵害、自然破壊)どんどん訴えて、2度とインタグに手を出そうなどと考えられないようにしていきたい。今は自分達に追い風が吹いているので、このチャンスを逃さないようにしたい。




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