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執筆者の写真ナマケモノ事務局

【6/17-18レポート】兵庫・丹波篠山のコミュニティで感じたアートという希望



16日、鹿児島志布志港を夕方に発ち、フェリーで大阪へ。船旅は快適でしたが、翌朝に着いた大阪港で先進国ニッポンという現実に引き戻されます。週の始まり、そして朝の通勤時間というゴールデンタイムの大阪中心部をなんとか抜けて、目指すは兵庫県丹波篠山市。ナマケモノ会員で「けせら工房」「けせら暮らし」の屋号で地球1個分の暮らしに取り組む松岡茉莉花さん&大輔さん家族が待つお宅まで、車を走らせます。


今回のキャラバンのカーナビ係はパチャ。ハンドルを握るアンニャに的確な道案内をし、リラックスさせ、後部座席のヤニと連携をとりながら「ご機嫌な雰囲気」を車内で保ってくれます。パチャとヤニのおかげでアンニャはストレスをさほど感じずに長距離でも安全運転。ほぼ時間どおりに現地着です。

茉莉花さんたちに迎えられ、一安心。ランチをはさんで場になじんだあと、夜には近くのマグナムカフェでトークライブが行われました。たねの交換会では、能勢町からたね取り農家、能勢浩介さんがきてくださり、たねの交換会が初めてという方にも丁寧に案内してくださいました。


夕方よりスタートしたライブでは、丹波篠山出身の大工ミュージシャン、高橋建一郎さんの場開きから始まり、アンニャたちのトーク&ライブ、地元のお店からのお弁当タイムをはさんで、加賀野安那さんファシリテートによるトークセッションと、ローカリゼーションデイin丹波篠山のような豪華なプログラムでした。


松岡家が2018年に丹波篠山に移住してから、丁寧に地域コミュニティとの関係性を紡いできたことが伺える、地元の人々をまきこんでのイベント企画。みんながちょっとずつ関わることで「自分ごと」になり、みんなが自分たちはこの地域でどう子育てをし、どう暮らしを営んでいきたいのか、と話し合える土壌ができてくる。そのプロセスにアンニャ、パチャ、ヤニは立ち会わせていただくことができました。


(写真:けせら暮らしインスタグラムより)

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翌18日は、森にとっては恵みの雨でしたが、人間たちが楽しみにしていた植樹会は延期に。気を取り直して、けせら染色の森の材料をつかっての草木染ワークショップを、参加者のみなさんと一緒に体験させてもらうスペシャルな時間を過ごさせていただきました。


パチャは藍の染料の美しさにがまんしきれず、自らの毛先の束をつかんで染料のカメにぼちゃん!オーガニックなインディゴブルーがきれいな刺し色に、ニューヘアーの完成です。このほかに白いドレスもグラデーションに染めさせていただきました。お昼は「愛農かまど」でのピザランチ。このことを今回詳しく書けないのですが、興味のある方はぜひけせら工房のウェブサイトをチェックくださいね◎


ローカル・イズ・ビューティフル。

丹波篠山での子育て世代の人びとの営みに「希望」を感じました。茉莉花さん、大輔さんはじめ、企画に携わってくださったみなさん、ありがとうございました!(事務局)



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