28日、雨の新横浜。1997年にアンニャが仲間たちと「森からのメッセージを伝えよう」とCDレコーディングをした場所、スペース・オルタで、「希望のキャラバン」集大成のトーク&ライブが開催されました。ここは生活クラブ神奈川が「平和で健康な生活と豊かな文化を手にしたい」と希望して1985年に建てた場所。まさにローカル&リジェネラティブな文化創造の場です。
「希望のキャラバン」をけん引してきたアンニャ、パチャ、ヤニそして、旅の半分を共にしてきた辻信一さん、さらには「たねの行進」メンバーとしてShare Seedsの末木秀和さん、富士山麓有機農家シードバンク代表の鈴木一正さんも駆けつけて下さり、短時間ながら「たねの交換会」もおこなわれました。
キャラバンが出会った希望、たねがつないだご縁、写真を見ながらパチャたちがエピソードをシェアし、そして、シンガーソングライター、アンニャが歌にこめた希望を、パチャが20代らしいアレンジを加え、ヤニは音楽と向き合い全体を引っ張っていきます。ナマケモノメンバーにとってはおなじみの歌も、3人のコーラスにより、深みが増し、素晴らしいステージでした。
「今度はみんなが自分のキャラバンを始める番」byアンニャ
「これほど多くを学んだ旅はない」byパチャ
「旅の記録を映像にまとめて発表する予定」byヤニ
会場には0歳の赤ちゃん含め、子どももたくさん。横浜という都市部でもコミュニティを大切にしている活動があることを伝えたく、お声がけしていた横浜北生活クラブの大池玲奈理事長、feel度walk、ジェネレーターとして活動する教育家、伊藤恵子さんが会場からコメントしてくださいました。
希望のキャラバンのインスタグラムアカウントは caravan of hop3。考えてくれたのはヤニですが、パチャが「HOPE」だけど「HOP!」みたいでしょ、と。たしかに、暗い顔をして希望を語っても相手に響かないですよね。自分が心躍らせながら相手に伝えいくことが、希望のはじまりなんだと改めて気づかされました。
「たねBOX」はシードおじさんが富士宮に持ち帰ってくださることに。今後の展開がたのしみです。
キャラバンは終わるけれど、各地でまた次のキャラバンが、地域内のキャラバンが、世代間のキャラバンが、たねのキャラバンがはじまる予感。
様々な形で関わってくださったみなさん、クラウドファンディングでこのキャラバンを経済的に、精神面でも大きく支えてくださったみなさん、本当にありがとうございます!
近々各地のオーガナイザーで振り返りをしますので、また報告します。アンニャたちからも報告が近々届くことでしょう。
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