「水に流す」とは・・・過去の過ちをなかったことにすること
放射能汚染水を海洋に流すなんて、原発事故とその責任を「水に流す」ようなものだ。
投棄しか選択肢はないかのような宣伝に流されることは、ウクライナ危機に便乗する原発推進勢力がつくり出す流れに流されること。 問題は「風評!?」被害などではない。ぼくは地球ファミリーの一員として、断固、汚染水を母なる海に流すことに反対する! 諦めずに抵抗しよう。こんなときだからこそ、市民一人ひとりの声を!
以下、FoE Japan(地球の友)からの呼びかけを転載する。 ^^^^^^ みなさま(重複失礼、拡散歓迎) 原子力規制委員会は、東電の福島第一原発の処理汚染水を海洋放出するための実 施計画変更を認可する審査書案を承認しました。審査書案は6月18日までの間パ ブリック・コメント(意見募集)にかけられています。 パブコメのページはこちら https://public-comment.e-gov.go.jp/servlet/Public?CLASSNAME=PCMMSTDETAIL&id=198022201&Mode=0 審査書案は、海洋放出を前提とする東電の計画をそのまま認めてしまうものです。 たとえば、さまざまな代替案が提案されているのにもかかわらず、それらの代替 案をきちんと検討することなく、東電の言い分のみを踏まえて、海洋放出が「リ スク低減及び最適化を図る」と認めてしまっています。 また、タンク内のトリチウム以外の放射性物質の総量は未だに示されていません。 東電は64核種(ALPS処理対象62核種およびトリチウムおよび炭素14)について 測定した3つのタンク群のみのデータで放射線評価を行っており、残りのタンク 群については、「放出前に測定する」としています。 64核種以外に残留している放射性核種がないかどうかについても、東電ははっき り示しておらず、「今後」測定を行うとしています。これについては、規制委員 会側から問題提起したのにもかかわらず、規制委員会はこれを認めてしまってい ます。 さらに、東電が実施計画について適切な理解促進を行っているか(行うか)も審 査対象になっています。東電は「関係者の理解なしには、いかなる処分も行わな い」としていたのにもかかわらず、すでに準備工事をはじめています。こうした 東電の強引で一方的な「理解促進」(というか「理解」することの押し付け)に ついては一切みることなく、東電の新たな理解促進のための組織体制だけを評価 しているのです。 これらの問題点について、規制庁・東電に質問を出し、会合を設けることといた しました。zoomでご参加いただくことが可能です。 日時:2022年6月2日(木) 13:15~14:15 事前集会(質問の趣旨説明/打ち合わせ) 14:15~15:45 規制庁・東電との会合 ご参加ご希望の方は、以下からご登録ください。 https://us02web.zoom.us/meeting/register/tZUqfuquqD8sHNKHSw99UUHzAjoAv4Ri_4GL >質問書 https://foejapan.org/wpcms/wp-content/uploads/220602.pdf ※質問のとりまとめにあたっては、原子力市民委員会のメンバーや美浜の会の小 山さんのインプットをいただきました。 ※原子力規制を監視する市民の会によるパブコメ呼びかけ http://kiseikanshi.main.jp/2022/05/20/22220000/ ※美浜の会によるパブコメ呼びかけ http://www.jca.apc.org/mihama/fukushima/osensui_pubcome20220529.pdf ※【2分でわかる!汚染水動画シリーズ】 https://foejapan.org/issue/20220413/7467/ 「汚染水って何? 何が含まれているの?」 「トリチウムって何?」 「代替案は?」 「人々の声は?」
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