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「たのしい」はゆっくりやってくる。わたしのベランダの森 川崎 浩

わたしの家のベランダにある森を紹介したい。


「森」と言ってるのはわたしだけかもしれないのであるが,離れたところから眺めるのでなく,ぐぐっと近寄ってなかに入って眺めていると,まるで森の中にいるかのような気持ちになってくるのである。


写っているのは,モミジとコナラの木などなどである。

小さいのであるが,ちゃんと木なのだ。


そして無事に冬を耐えて,ちょっとピンボケでもうしわけないのであるが,新芽を出している。うれしい。


こうしてかがんで木々を間近にアップで見ていると,どうですか。森のなかを歩いていて,ふと足元の,高さがわたしの腰までくらいしかないくらいのまだ子どもの木をじっと見ているときと同じではありませんか。


そしてじわじわと,ゆっくりゆっくり身体が軽くなって,「これらの木といっしょにわたしもいまここで生きて暮らしているんだなあ」という思いがわたしの身体に充満していくのを感じられる。


ほんの数分の,自宅のベランでのこんな小さな楽しみの積み重ねが,楽しい思い出となって溜まっていく。幸せというものは案外こんなところになるのかもしれないと思う今日このごろである。

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