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ここに日本の将来がかかっている 石木ダムの見直しを
去る2月8日の衆院選挙の結果は、ぼくにとっては悪夢のようなものだった(ああ、宇宙塵、きみはこの結果が見たくなくてさっさと逝ってしまったの!?と問うぼくに、彼はニタリと笑って、「あとは任せるよ」と言った、という気がした)が、実はぼくの心をわずかに慰めてくれたのは、同日に行われた長崎県知事選挙の結果だった。 60年前からのダム建設のために蛍舞う美しい里山と、そこに住み続けることを望む人々の住む13軒の家々を水の底に沈めてしまうため、近々、行政代執行を強行するという決意を固めた現職知事(当時)に対して、計画の見直しや再検証をも厭わないと、匂わせる対抗馬が勝利したのだ。(選挙結果を喜ぶことに不慣れなぼくよ!) ぼくと友人たちは、「緊急声明」を発し、石木ダム計画見直しを公約するよう候補者たちに訴え、公約する候補に投票するよう、長崎県の有権者に訴えた。この運動がどれくらい効果があったかは定かではないが、埋もれかけていた石木ダム問題を争点化することには、ある程度役立ったらしい。勝利した平田氏は知事となった。ダム推進の自分の立場は変わらない、と知事就任後も言って
信一 辻
3月12日


石木ダム計画の見直しを
「え,この川にダム!?」と、小さな石木川の流れを改めて覗き込みながら、坂本龍一さんはため息混じりに言った。 開発ブームの中、半世紀以上前にダムが計画された時の理由がどんどん消えていき、もう誰もはっきりしたことが言えなくなっている。理由もなく、ただ、「もう決まったことだから・・・」と言い続ける政治家と行政。ダムの専門家は言う、「こんなにでたらめなダム計画は見たことない」「治水どころか、かえって洪水の危険が増す」と。 背後にそびえる聖なる山、虚空蔵山からの水を集めて流れる石木川の清流の周囲に広がる、なだらかな丘と里山の風景。ここには稀に見る生物多様性と豊な自然の恵みが残っている。 その地を切り裂くように、今、ダム関連工事が進行する。しかし、強制収用後も移住を拒む四世代13世帯の人々は、棚田で米を育て、山菜やキノコを採り、庭で花や野菜をつくって楽しむ。子どもたちはみんな“川ガキ”。子育てを終えた女性たちは毎日のようにテントで座り込み、歌い、語り合い、今年100歳になるおばあさまも抵抗運動の先頭に立ち続ける。 みんなよく笑い、明るく、楽し
信一 辻
2月2日
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