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あれから10年 「覆いが外れた」 柳美里の言葉
2014年に日本で発表され、昨年末に全米図書賞を受賞した『JR上野駅公園口』の著者、柳美里(ゆうみり)は、受賞後のインタビューで、創作の背景をこう説明した。2011年の震災と原発事故で被災した福島県南相馬市に通い始めた彼女は、臨時災害放送局のラジオ番組「ふたりとひとり」で、...

辻信一
2021年3月10日


ウイルスと私たちの「あいだ」 (1)
旅から旅への暮らしから一転、ほとんど遠くへ出歩かなかったこの一年、また何十年かけて集めてきたレコードやテープやCD(その大部分は50年代後半〜60年代のジャズやR&B)ばかり聞いていたこの一年、新しい出会いはもっぱら、本やインターネットに通じてやってくるものに限られてきた。...

辻信一
2021年3月8日


無限の愛 サティシュ・クマールの言葉
年の初めにレコード、カセットテープ、CDなどの整理を始めた。まずCDを一か所に集め、一番多いジャズを棚にアルファベット順に並べた。以来、毎日2枚づつ聞いていくことにして、五日前に、ナット・キング・コール&ナタリー・コール親子やオーネット・コールマンを過ぎて、やっとジョン・コ...

辻信一
2021年2月21日


自然農という生き方 川口由一の言葉
今日の朝日新聞の「ひと」欄に、尊敬する川口由一さんが紹介されていた。八十一歳になられた川口さん。久しぶりにそのお元気そうな顔を写真で見て無性にうれしい。その記事(1)、十年前に仲間たちと作ったDVD『自然農というしあわせ』(ゆっくり堂、2011)に寄せたぼくの「川口由一とい...

辻信一
2021年2月12日
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