今月の slow な人・モノ・コト
石木川とふるさとを守りたい…、川原(こうばる)地区住民のみなさんの想いを伺います
今月は、長崎県川棚町に暮らす福浄寺前住職の深草昭寿さん、石木ダム建設予定地に暮らす岩下すみ子さんをはじめ、川原地区住民のみなさんをお迎えし、石木川のほとりで代々営まれてきた四季折々の暮らしについてお話いただきます。川が育む豊かな恵みのなかで暮らしてきた住民の皆さんが、1970年代に採択された石木ダム建設計画に対し、「ふつうに暮らす権利」を50年以上訴えてきた思いを直接お聞きしてみませんか。
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ナマケモノ倶楽部25周年記念
オリジナルドリップバッグコーヒーをリリースしました!
ナマケモノ倶楽部25周年を記念して、素敵なドリップバッグコーヒーをリリースしました!小さなギフトに、スローなコーヒータイムにぜひご利用ください。 >>詳細はこちら。
【特徴】
・エクアドル産インタグコーヒーを使用。生態系豊かな雲霧林(うんむりん)で、森を守り、育てる森林農業(アグロフォレストリー)で育てられた良質なアラビカ種です。
・ナマケモノ倶楽部から誕生したソーシャルビジネスのひとつ、スロー社による自家焙煎。
・イラストは、長野亮之介さん、藤岡亜美さん、foonie(大岩さや)さん、そしてアンニャの息子ヤニが担当。これまでのスロー運動のアイコンとして使われてきたものから描きおろしの新イラストまでの個性豊かな6デザイン。
辻信一さん新刊『サティシュ先生の夢みる大学』
現代を代表する思想家、教育者、 エコロジスト、平和運動家、 サティシュ・クマール。そのサティシュが設立した、 現代エコロジーとホリスティック思想のハブとして名高い英国シュ ーマッハー・カレッジ。辻信一とそのゼミ生たちが、 サティシュをはじめとする賢人たちと過ごしたシューマッハーで夢のような”学びの一週間”を丹念に記録したドキュメンタリーが『サティシュ先生の夢みる大学』として、ゆっくり堂から5月30日に刊行されました。本を通じて旅を追体験し、「本当の学び」について思いをめぐらせてみませんか?
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「あのとき感じたワクワクは今もずっと続いている。サティシュ先生と過ごしたシューマッハーカレッジでの一週間が、私たち学生の人生を変えた!」
(本書にも登場する元ゼミ生、kaeさん)
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『自然農という生きかた』(川口由一+辻 信一)
耕さない、草や虫を敵としない、肥料を持ちこまない、を基本とした「自然農」を確立し、学びを求めてくる人に分け隔てなく「自然農という生きかた」を伝え続けてきた川口由一さん(2023年6月逝去)に、ナマケモノ教授こと辻信一さんが、自然農とは何か?、自然農という答えにたどりつくまで、漢方と自立への道について、じっくりお話を伺った対談集。2011年に大月書店より刊行された『自然農という生き方』に、2022年11月、奈良のご自宅を訪ねてのインタビューを収めた、待望の増補改訂版です。
リジェネラティブ(大地再生)農業が世界で注目されるなか、土と向き合い、「いのちの道、人の道、我が道」を追求されてきた川口さんから紡がれる言葉に耳を傾け、自然の理に沿った自然農という生きかたへの道しるべにしてみませんか?
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スロー思想の奥深い「ムダ」の世界を、ナマケモノ教授と一緒にてつがくしてみませんか?
コロナ禍では「不要不急」がひとつのキーワードとなった。また「コスパ」「タイパ」、そんな考え方が日常を侵食している。しかし、要不要とはいったい何だろう。身のまわりのすべてのことを、「役に立つかどうか」「効率がいいかどうか」「払った対価に見合っているかどうか」、そんなモノサシで測ってよいものだろうか。
その価値観で捨てた「ムダ」なもの、それは本当に「ムダ」なのか?誰にとって?何にとって?そもそも「ムダ」で何が悪いのか?「ハチドリのひとしずく」を日本に紹介した著者が「ムダ」を切り口に、暮らし、労働、経済、テクノロジー、人間関係などについて思索する。
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>>特設ページつくりました。一緒にムダ活しよう!
土が蘇る、人類の希望が蘇る
話題のリジェネラティブ・ムービー
ついに日本上陸
「リジェネラティブ(大地再生)」という世界観と出会い、農業・漁業・牧畜を、そして生き方そのものを転換した人びとに迫るドキュメンタリー映画、『君の根は。大地再生にいどむ人びと』の日本語版が2022年秋に完成、各地での上映会が始まりました。2024年3月現在、345か所で上映会が企画され、延べ9300人の方が参加しています。
誰でも自主上映会を企画して、この希望のメッセージを広めることができます。この映画をツールに大地再生ムーブメントに参画しませんか?
>>映画特設ページはこちら
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これは単に農民の運動ではない。地方に住む人も、都会に住む人も、山に住む人も海辺に住む人も、誰もがみな、人間観、自然観、世界観の転換を迫られている。あなた自身が当事者なのだ。辻信一
>>全文を読む「答えはすぐ足元に 映画『君の根は。』に寄せて
大学での教員生活を終え、時間に余裕ができた辻さん。ナマケモノ倶楽部ウェブサイトにブログを綴っていただけることになりました!スローな思想、世界で起きている問題や話題から考えていることなど、気軽に綴ります。
>>辻信一のブログを読む
新しいことがらをなんでそんなに必死に追いかけなければならないのか。新しく見える物事の中にも、古さや以前からの連続性や不変性を見出す態度を尊びたい。
新プロジェクト「ナマケモノしんぶん」を読んで一緒に考えよう。私はどう暮らしたい?
ナマケモノしんぶん 新着記事
書籍案内
『大岩剛一選集 ロスト&ファウンド懐かしい未来の風景と建築』刊行!
建築家、環境運動家として数々の仕事を残してきた大岩剛一氏(2019年4月逝去)の生前の文章が、貴重な写真やイラストとともに、ナマケモノ関連企業のひとつ、ゆっくり堂より出版されます。
高度成長期の都市部で私達が手放してしまった風景と2000年以降のエコロジーへの関心の高まりのなかで、日本の伝統建築技術とあわせたストローベイル工法など、剛一氏が情熱を注いだ「懐かしい未来」への思想と実践が綴られた一冊となりました。後半ではコミュニティデザイナー・山崎亮氏と編者で剛一氏の弟、辻信一との対談も収録されています。
これからの建築とコミュニティ、暮らしのあり方を考えたいすべての人におすすめします!
「レイジーマン物語ータイの森で出会った"なまけ者"」
(DVD71分+ブック72ページ、ゆっくり堂)
カレン族の民話のヒーロー、「レイジーマン」が現代に蘇った。中南米の動物ナマケモノに出会ってから25年、ぼくはタイ北部の森で、今度は、自らを“なまけ者”と呼ぶ人間たちと不思議な縁で結ばれ、スローライフの極意を伝授された。ーー辻 信一
少数民族を襲った戦争、麻薬、貧困、自然破壊…。絶望の淵から立ち上がり、カリスマ的な指導者となったジョニとその一家の物語を、足かけ5年をかけて撮影。美しい音楽・映像で綴られるインタビューをぜひご覧ください。ブックは書き下ろしの文章、解説で読み応えあり。
“友産友消”とは、友だちが生産したものを、友だちで消費すること。どのくらい仲良しだと“トモダチ”なのか? 友だちどうしの「生産」と「消費」の先に、どんな未来が待っているのか?
まだ定義ははっきりしないけれど、友産友消=トモトモが「なんだか楽しそう!」とひらめいちゃった人たち、すでに実践している人たちの「物語(ストーリー)」から新たなトモトモの関係性が生まれたらいいな。
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