辻信一2021年2月7日バウさんからの手紙韓国のバウさんこと、ファン・デグォンさんから小包と日本語で書かれた手紙が届いた。小包には、お菓子類と一緒に、新刊の本と雑誌が入っていた。ぼくには読めないが、手紙には「過去35年間の韓国現代史をBAUの視点から整理したものであります」とある。どうやら自費出版らしい。雑誌の方は...
辻信一2021年1月8日健康ってなんだっけ(その6) サティシュの言葉新しい年の初めに、敬愛する師、サティシュ・クマールの言葉を掲げたい。ぼくが今翻訳中の『エレガント・シンプリシティ よく生きるアート』から。冬を、暗い時期を、危機を、そしてコロナの時代を生きるみなさんに、この言葉が届くとうれしい。みなさんにとってよい年となりますように。 辻信...
辻信一2020年12月24日健康ってなんだっけ (その5) 塀の上のヒルデガルトコロナ禍は今も居座っていて、クリスマスも年末年始もないのである。ぼくたちも、飽き飽きしないで、考え始めたことを、もう少し考え続け、まだ思いつかなかったことにも、思いつこうではないか。というわけで「健康ってなんだっけ!?」という感嘆と疑問の「あいだ」で揺れながら、行きつ戻りつ...
辻信一2020年12月21日「大江正章さん、ありがとう」 中野佳裕の言葉中野佳裕さんがブログに載せた大江正章さんのための追悼文を、転載させていただく。 中野さんが、大江さんの出版社「コモンズ」からご著書『カタツムリの知恵と脱成長 貧しさと豊かさについての変奏曲』を出版されたとき、ぼくは大江さんの依頼を受けて、次のような帯用の推薦文を書かせていた...