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母の日に思う、カブヤの編み手のお母さんたち

文:スローウォーターカフェ 引用記事はこちら



母の日に思うは、このカブヤの花。

みずみずしくてミステリアスで、見惚れてしまうけれど、葉っぱ(からサイザル麻の繊維を取り出す)はとんがって、熱帯の生命の象徴みたい。馬で油断して、何度刺さりそうになったか。笑



サイザル麻カブヤの編み手のみんなとのいちにち。

子どもを遊ばせながら、ご飯を作りながら、手仕事するママがかっこいいなという感動は、15年たって、世代を超えて、こんな働く場の景色が続くといいな、という願いになった。(毎年一緒に販売してくださっている会社やお店の皆さん、ありがとうございます。)



子どもたちが大きくなって地区外で勉強をはじめた。実は孫ができたよ。そんな近況を語り合い、納品と検品、商品アイデアを話し合って、新しい編み方のワークショップ。あいだにはさんだランチタイムには、アンデス特有の芋や豆、雑穀の、素材の味にはっとするごはん。みんなお料理上手。私はカブヤの芽のピクルスを持参。染めたてカブヤの糸が干してある庭で、子どもたちがはしゃいでいます。足元にあるいろんな(雲霧林の)クレイで糸を染めてみよう、という実験もスタート!



おんなじエクアドルで工業製品みたいに作って送られるカーネーションと違って、このカブヤの花は運べないけれど、葉っぱの繊維で編んだサイザル麻バッグは、日常を大事にする道具になります(ボート型バッグはオススメロングセラー)。森に寄り添い暮らす女子独特の、かっこいいたたずまい。各地のお店、フェアに商品出荷中です!



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