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ナマクラワード解説

 

ナマケモノ倶楽部のムーブメントや文化的思想を表す言葉たち。みんなで使って、一緒に広めよう!

 

ZOONY
(ズーニー)「~せずに~する」の「ずに」をZOONY(ズーニー)と表記した、辻信一による造語。自動販売機を利用せズーニー、マイ水筒を持つ。否定するだけでなく、その代替案を愉しみながら実践できる究極のスロームーブメント。マイ箸やハンカチなどのZOONYグッズはこちら

SLOHAS
(スローハス)Slow Lifestyle of Happiness and Sustainabilityの略で、アンニャ・ライトによる造語。スローライフを手にするため更なる消費を促すLOHAS(ロハス)と異なり、SLOHAS(スローハス)では、洋服のリメイク、家のセルフビルドなど消費を減らすことで増える「豊かさ」に注目する。

カルチャー・クリエイティブ

環境や社会に配慮した新しい文化を創る人々のこと。米国では全国民の1/3がカルチャー・クリエイティブであるという調査も。社会的な地位より自己実現、お金より時間、環境問題やエコロジーへの深い関心といった志向がある。詳しくは、辻信一著『カルチャー・クリエイティブ』。

スロービジネス

「いのち」「分かち合い」「簡素で愉しい暮らし」を大切にする仕事のこと。2004年に開校した「スロービジネススクール」 では、学生と教師が学びあい、実業として様々なスロービジネスに取り組んでいる。詳しくは、中村隆市+辻信一著『スロービジネス』(ゆっくり堂)。

森林農法

アグロフォレストリーともいう。森を伐採せず、自然の連鎖を利用して、コーヒーなどの換金作物を植える農法。単一栽培の農園に比べ、作業量は増えるが、自給的な暮らしを営むことができる。ナマケモノ倶楽部では、森をつくり、森をまもるハチドリコーヒーを企画販売している。

ローカリゼーション

スウェーデンの言語学者、ヘレナ・ノーバーグ=ホッジ が提唱するムーブメント。これまでの経済システムによって失われたコミュニティを修復し、人や自然とのつながりを取り戻すことで、環境・経済危機の解決をめざす。ヘレナ監修の映画「幸せの経済学」は各地で自主上映中。

ダウンシフト

利益や効率優先の競争社会から抜け出し、農的な暮らしや家族との時間を大切にしながら、社会・環境問題にも関心をもつライフスタイルにシフトしていくこと。日本でも若い世代を中心にダウンシフターズが増えている。詳しくは、高坂勝著『減速して生きるーダウンシフターズ』。

スローツーリズム

「人と人、人と自然のつながりなおし」をテーマに、ナマケモノ倶楽部が企画するスタディツアー。海外・国内でスローやGNHを実践している人々やコミュニティを訪ね、その文化や自然、思想に触れることで、帰国後のライフスタイルの変革を促す。詳しくはこちら

スローカフェ

オーガニック、スローフードを提供するほか、地域に根差し、人と人をつなぐコミュニケーションの場として機能するカフェのこと。2001年5月、スローカフェ第1号として「カフェスロー」がオープン。詳しくは、吉岡淳著『スローなカフェのつくりかた』(自然食通信社)。

フェアトレード

地球にも作り手にもフェアな生産プロセスでできた商品を、そのストーリーとともに、お客さんに丁寧に伝える貿易プロセスのこと。生産者の暮らしや自然を守り、生産者と購入者の双方が幸せを分かち合うことにもつながる。ナマケモノ関連企業によるフェアトレードはこちら

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