信一 辻
2021年10月10日1 分
最終更新: 2022年3月22日
今は亡き兄、大岩剛一が四十年にわたって書いてきた文章を集めた選集を制作中だ。その用事で、彼が長く暮らした滋賀に出かけてゆく。彼に導かれるように、あちこちを訪ねては、近江の魂に触れるような気分になる。
今回は、長浜に、雨森芳洲(あめのもりほうしゅう)庵と呼ばれる、小さいが明るい光を放つ資料館を訪ねる。館長の平井さんが親切に案内してくださった。