生ごみを減らして、土を増やそう!~会員・石毛さんと微生物の強力タッグ

朝日新聞で連載されている「ごみはどこへ」。その10月11日掲載の記事で、ナマクラ会員の石毛教子さん(江東区在住)が取り組んできた「日田郎プリモ」(微生物コンポスト)が大きく取り上げられました。石毛さんにその魅力を語っていただきました!

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なんといっても身じかに存在する微生物君の存在だけで、自分の家の生ごみを、発酵、分解、乾燥のサイクルで1/100に減容できるのですから驚異的です。自分の家でリサイクルできるのは唯一生ごみだけです。微生物ペットを飼っているつもりでやると、なお楽しいです。

何故日田郎かともうしますと、大分県日田市の杉の間伐材を活用しているからです。江東区の近場の木場の木材を使用し、シルバーボランティアさんの技術を活用して、まさに、地場産業でつくりたかったのですが、なかなかそのサイクルが構築できず、お友達の日田の横尾木工所さんに相談したら、「やっちょるばいっ!」と速攻、かげりを見せて倒産が相次ぐ大川の家具という地域の家具工場のおやっさんと組立式をこしらえてくれました。

石毛が半年程モニターをして、江東区にしつこい程日参し、清掃リサイクル課長をおがみたおしました。区もごみ減量の為に具体的施策を打ち出さねばならないタイミングでもあったので、本年四月からモニター事業がスタートしました。とってもらくちんなので日田郎プリモに申し込みする方が多かったのですが、バランスをとって18名でスタートしました。他には段ボールコンポスト、森の仕組みEM菌でやっているモニターもおります。

江東区のように集合住宅が大半を占める中では、なかなか堆肥にしてその堆肥で野菜や果物、お花を育てられる所までは行かず、しかたなくごみとして廃棄せざるを得ない状況の人が多いと思うのですが、この手法ですとほぼ1/100に減容するので、できた堆肥の使い道に困るということもないです。森の中で葉っぱや実が季
節毎に土中で分解するのと同じ原理を、この箱の中で再現していると言う感じです。

好気性なので、よくかき混ぜて空気をいれ、微生物が分解し易いようにある程度は細かくしてあげるのが、コツと言えばコツです。生ごみをためておく容器は、できることならスチールステンレスかホーロー容器がベストです。燃やすごみの大半を占める生ごみを循環すれば、ごみは半減し、東京23区に林立する清掃工場の負荷も軽減できます。それも青い地球の大先輩、微生物パワーでです。

未だ解明しきらない微生物の世界は奥深く、40億年近く生きてきた微生物に今一度耳を傾ける時なのではと思います。寺田啓佐さんの発酵道はもう大変な微生物礼讃本でうれしくなりました。

◆本家本元の葉山・松本師匠たちの作るブログ
「キエーロの世界へようこそ」http://kiero-hayama.jugem.jp/

ホーキじゃないシャベルをもっていた石毛より。
◆石毛さんのブログ「侘寂菜花筵(わさびなかふぇ)」http://blog.goo.ne.jp/wasabinacafe36

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