地域通貨「ナマケ」

ナマケモノ流、新しいオカネのあり方。
エクアドル生まれの「ナマケ」。

「ナマケ」とは?

ナマケモノ倶楽部から生まれた地域通貨です。ナマケモノ倶楽部がフェアトレード商品として扱っている南米エクアドルのエコパペルとタグアを、交換の媒体「ナマケ」として使います。「ナマケ」は円やドルと違って利子がつきません。また商品券のように有効期限もありません。AさんとBさん、CさんとD喫茶店というように、お互いの合意があれば、そこでモノとモノ、サービスとサービスの交換が成り立ちます。
さらに「ナマケ」のユニークな点は、「ナマケ」が広まれば広まるほど、エクアドルの環境活動支援につながるということ。つまり、皆さんの「ナマケ」購入代金が、エクアドルでの環境保全活動へと役立てられるシステムになっています。ナマケ紙幣やタグア硬貨が持続可能な素材であることはもちろん、日本での人と人との関係をつなぎなおし、さらにエクアドルで環境活動に取り組んでいるコミュニティの人たちも応援しちゃう、ちょっと欲張りな「ナマケ」なのです。

どうやって使うの?

1ナマケ=1円と考えてください。みなさんには、まず「ナマケ」をナマケモノ倶楽部事務局へ注文し、買っていただきます。その時点で、必要経費を除いた額が「エクアドル環境基金」へプールされます。「基金」の寄付(活動支援)先は、ナマケモノ倶楽部世話人のアンニャ・ライトを中心とした選考委員によって決定されます。エクアドルのコミュニティレベルで持続可能な取組みを行っているグループを基準に、一年に数団体支援していく予定です。

さて、「ナマケ」を手に入れたみなさんは、ナマケモノネットワークでお買い物ができます。ナマクラ主催のイベントに「ナマケ」で参加できます!カフェスローで定期的に開催する「フリーナマケット」に出展できます。「ナマケ」でバイトを募集することもできます。注意が必要なのは「ナマケ」から円へは換金できないこと。

使い方は、それぞれ受入れる団体・個人が決めます。たとえば、500円+300ナマケとか、定価(日本円)の何%ナマケ使えますとか、あるいは全部ナマケ(ナマケでしか買えない)というように。たのしいでしょ?

地域通貨ナマケをもらおう!

ナマケモノ倶楽部で募集するナマケバイトやボランティアスタッフ「なまくる」の活動へのお礼としてナマケをお渡ししています。また、登録されたプロジェクトに参加して頂くことでナマケをゲットすることもできます。

地域通貨ナマケをつかおう!

ナマケモノ倶楽部では、1商品につき100ナマケ使用できます!イベントやブースにナマケをお持ちになって遊びに来てください。また、スローなお店でナマケを円と併用して使えることができます。

店舗名から地図を確認されたい方は、こちらをクリック

 

「ナマケ」のふるさと、エクアドル

ナマケ紙幣の材料はエコパペル、エクアドルの沿岸部の町エコシティーとして知られるバイア・デ・カラケスで作られているリサイクル紙です。エビ産業の急増によってマングローブの森が破壊され、それを生活の基盤としていた人たちが難民化しました。エコパペルは、この人々の生活基盤を再生するために考案された地域支援環境プロジェクトです。町で捨てられていたごみを収集・リサイクルし、それを商品化する。「ナマケ」紙幣の流通は、エコパペルプロジェクトに安定的な雇用と収入をもたらします。

ナマケ紙幣の表には単位を表すナマケの「N」、その下に記された「in Gaia we trust」の文言は、畏れ多くも、米ドルにある「in God we trust」(神の信任にかけて)をもじったものです。裏面にはナマケモノ運動の仲間、ニコラとダリオが経営するリオ・ムチャーチョ環境小学校の教室にある詩がスペイン語のまま印刷されています。

人が最後の木を切ってしまった時
人が最後の川を汚してしまった時
人が最後の魚を食べてしまった時
その時! 人は気づくだろう、お金は食べられないということを

普通、国家の紙幣というものは破損しにくいものですが、このナマケ紙幣の特徴は水に弱く、破れやすいこと。まちがって洗濯するときれいに消えてなくなるでしょう。簡単に土にかえります。

コインに使われているのは、同じくバイーアで採れたタグア(象牙ヤシ)の実です。かつて高級ボタン材として使われたこの材料が、今、象牙に代わる持続可能なフェアトレード商品として注目されています。コインは手作りのため、色にむらがあったり穴の大きさがまちまちだったりしますが、どれもみな同じ価値の1000ナマケ。そこは遊び心、プレイフル、沖縄でいう「テーゲー」なのです。

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