エクアドルの雲霧林を守るためにチリ政府に呼びかけよう

 

salva la selva webpage 2サルバ・ラ・セルバ(スペイン語で「森を救え」の意)という団体が新たな署名キャンペーンを始めました。

インタグで押し進められようとしている鉱山開発はエクアドルの鉱山開発公社ENAMI単独のプロジェクトではなく、チリに鉱山開発公社コデルコとの合弁事業です。コデルコの出資率は49%となっており、コデルコが撤退すれば、このプロジェクトは頓挫するはずです。

そこで、ハビエルさんの逮捕・拘禁を巡る人権侵害や鉱山開発による環境破壊についてチリの大統領や関係者に嘆願書を送ろうというのがこのキャンペーンの目的で、そのための賛同署名を集めています。

 以下サルバ・ラ・セルバの呼びかけ文です。


 

salva la selva webpage世界最大級の銅の生産者であるチリの鉱山公社コデルコは、エクアドルの原生雲霧林から銅を採掘するプロジェクトでエクアドル政府と手を組んでいます。澄んだ川、生物多様性、そしていくつものコミュニティに取り返しのつかない破壊がもたらされようとしているのです。このプロジェクトから即刻撤退するようチリ政府に求めましょう。

エクアドルで進められようとしているこの鉱山開発プロジェクトは、コタカチ群インタグ地域のジュリマグア原生雲霧林や清廉な水源を脅かすものです。ジュリマグアの雲霧林は、世界的に豊かな生物多様性を擁することで知られ、「絶滅寸前種」であるブラウン・ヘッド・スパイダー・モンキーの他に、メガネグマ、アンデスイワドリ、ジャガーなどの多様な生物の生息地となっています。

エクアドル政府は「責任ある鉱山開発」を掲げ、チリのアタカマ砂漠でのコデルコの採掘実績を評価しています。しかし、インタグの森はそれとは全く異なる生態系です。そして、採掘事業が鉛、カドミウム、ヒ素などの重金属による破壊と汚染をもたらし、少なくとも4つのコミュニティが移転を強いられることは避けられません。このことは、90年代にこの地域を調査し銅の発見した日本の専門家によって報告されています。

それ以来、コタカチ群の大部分の住民が鉱山開発に反対してきましたが、開発の是非を協議する機会が設けられたことはありません。これまでにこの地域の開発を試みた2つの多国籍企業が撤退に追い込まれました(90年代に活動した 菱メタルと2007年に撤退したアセンダント・カッパー)。この2つの企業との深刻な対立を通して、反鉱山開発運動がインタグ渓谷に根付いたのです。

フニン村の村長ハビエル・ラミレスさんが不当に逮捕・拘禁されている最近の動きからも明らかなように、鉱山開発の推進は基本的人権の侵害をも意味します。サルバ・ラ・セルバは140以上の組織と共にハビエルさんの釈放を求めましたが、これまでエクアドル政府当局からは何の反応もありません。

エクアドル政府はあらゆる抗議を無視しており、インタグ地域はあたかも治安部隊に侵略されかのように、開発反対派の人々は監視され、威迫され、犯罪者扱いされています。

このような現状に対して、私たちはインタグ(エクアドル)の鉱山開発から直ちに撤退し、人権侵害をこれ以上助長しないよう、チリ政府に求めます。


署名はこちらから。

スペイン語のサイトですが、氏名、メールアドレス、郵便番号、市町村、国を入力するだけで簡単に署名できます。

この画像を参考に、署名運動にご協力ください。

salvalaselva instruction

 

 

 

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