エクアドル

いのちに寄り添って暮らす人たちとつながる。
南米エクアドルに学ぶ本当の「豊かさ」。

エクアドルの4つの森の物語


エクアドルは南米赤道直下にある日本の約3分の2、人口約10分の1の小国です。6000 メートルを超えるアンデスの山とそれを取り囲む山麓の雲霧林から、東部アマゾン源流地帯の熱帯雨林や西部海岸地帯のマングローブ林まで、様々な生態系がモザイクのようにこの国をつくっています。

しかし、この地上の「楽園」エクアドルは同時に、近年世界でもっとも急激な森林破壊に見舞われている国でもあります。すでに9割以上の原生林が失われたとも言われています。

そんなエクアドルで今、その豊かな文化や生物多様性を損なわない、持続可能な地域発展のあり方を模索する動きがあちこちに生まれ、ひとつの大きな流れになろうとしています。

ナマケモノ倶楽部がそれぞれの「森」で紡いでいる物語があります。まずはそれらの森を訪ねてみましょう。

雲霧林

熱帯乾燥林

マングローブ林

熱帯雨林

 

エクアドル鉱山開発問題

エクアドルは、多種多様な生態系や文化的多様性の豊かさとは対照的に、グローバル化、ドル化という世界規模の流れに苦しめられている国の一つでもあります。
債務返済のため、生態系の豊かさと共に豊かな地下資源を商品化しようとエクアドル政府が日本政府に鉱山調査を依頼したのが1991年。その後三菱マテリアルが鉱山開発調査をしたことを機に、世界的にも稀な雲霧林の中の小さな村“フニン村”(コタカチ郡インタグ地方)を中心に鉱山開発問題が始まりました。

開発予定地は雲霧林(うんむりん)が類まれな生態系を育み、2つのホットスポットも含まれています。この豊かな地に埋まっているのは、リード、ヒ素などの重金属と混合された銅、モリブデンなど。モリブデンは携帯電話の材料として近年需要が高まっているのでした。

地元住民は、鉱山開発プロジェクトに団結して反対するために環境保全団体DECOINを1995年に結成、採掘の影響やプロジェクトに関する情報を入手し、反鉱山開発キャンペーンをスタートさせました。また、エクアドル国内外の環境と人権保護組織に情報を世界に発信することで、エクアドル政府へのプレッシャーをかけています。

ナマケモノ倶楽部にとって、エクアドルは、フェアトレード、スローツーリズム、地域通貨ナマケなど、数々のムーブメント発祥の地であると同時に「スロー」の本質を気づかせてくれる場所。エクアドルの村の人たちと連帯しながら、鉱山開発に頼らない生き方を日本とエクアドルの両方から模索し、それを自ら実践することで発信していきます。

●エクアドル鉱山開発問題詳細はこちら

 

エクアドル発、Slowムーブメント

ナマケモノ倶楽部が設立したときから、エクアドルを度々訪れては、国内の各地で起こりつつあるスローの胎動に触れ、その取り組みに学んできました。オカネやモノに頼りすぎない、自然に添った生き方を模索する彼らのプロジェクトを、地域ごとに紹介します。

●バイーア・デ・カラケスでの取り組み

●コタカチでの取り組み

●インタグでの取り組み。

●サリナスでの取り組み

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