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世話人・中村隆市のコラム


カフェスローデイ(国際有機コーヒーデイ)によせて

1970年代に始まる有機農業生産者と消費者との提携運動(有機農業運動)に携わってきたナマケモノ倶楽部世話人の中村隆市は、1986年チェルノブイリ原発事故の放射能で汚染された食品が先進国から拒絶され、その多くが「発展途上国」に送り込まれたことを知って、途上国の子どもたちの行く末に思いを寄せ始めました。翌年から南米の無農薬コーヒー生産者とのフェアトレードを開始し、その後15年間、中南米の有機コーヒー生産者との「心の通うフェアトレード」を続けてきました。

1998年にブラジル、エクアドル、コロンビアから生産者や研究者を招いて日本で開催された国際有機コーヒーフォーラムは、辻信一、アンニャ・ライトと中村との出会いをもたらし、ナマケモノ倶楽部を誕生させることになります。

2000年にブラジルで「第一回有機コーヒー・フェアトレード国際会議」を成功させた中村は、同年5月22日、ブラジル・クリチバ市にブラジル初のオーガニックカフェである「テーハ・ベルジ(緑の大地)」を開店。同じくナマケモノ倶楽部世話人のアンニャ・ライトも、エクアドル初のオーガニックカフェ「コタカチ・エコロジーセンター」を開設。そして、2001年5月22日には、ナマケモノ倶楽部が総力を挙げて東京都府中市にカフェスローを開店しました。今年の5月22日には、福岡県頴田町にカフェスロー「土夢創舎(とむそーや)」が開店する予定です。

ナマケモノ倶楽部にとって重要な5月22日を私たちは「カフェスローデー」と決め、この日を「国際有機コーヒーデー」と呼ぶことにしました。

4月22日はアースデー、5月22日は国際有機コーヒーデー(カフェスローデー)です。ナマケモノ倶楽部では、生産者と消費者、途上国と先進国などの「人と人」、動植物などの「自然と人」そして「今の世代と未来の世代」のつながりが、もう少し暖かい関係になることを願って「カフェスロー運動」を展開していきたいと考えています。年内には「カフェスロー宣言」という本の出版も予定されています。

というわけで、5月22日は、世界のカフェスローで、この日を祝いたいと思っています。

ナマケモノ倶楽部世話人
辻信一・中村隆市

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