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世話人・中村隆市のコラム


非電化運動・続報

<非電化ニュース・1(抜粋)>  発行: 非電化運動ネットワーク事務局

  「非電化製品」「有機工業運動」に関心をもっていただき、ありがとうございます。朝日新聞や『スロー・イズ・ビューティフル』『マスコミ市民』『エコロジーの風』などの書籍、そして、ナマケモノ倶楽部の活動などを通じて非電化製品や有機工業運動に関心を持たれる方や団体が増えてきており、 非電化運動事務局として、大変うれしく思っております。

 非電化製品の試作品は、現在、製品の完成度を高めるに、日々研究を積み重ねているところです。2002年4月か5月をめどに、一部製品の試作品を作り上げる予定ですので、試作品の完成が近づきましたら、あらためて非電化製品情報をお送りいたします。

非電化運動サポーターになってください!

ナマケモノ倶楽部と一緒に、非電化運動を応援していきませんか?
ナマクラ世話人の中村は、「有機農業を生産者と消費者が提携して育ててきたように“有機工業”を生産者(発明家)と消費者が提携して育てられないか」と呼びかけています。

 25年以上も前に、農薬の問題に気づいた一握りの生産者と消費者とが手を結び、手探りで育ててきた有機農産物の産直運動が、現在、農業全体を無農薬栽培や減農薬栽培に向かわせつつあるのと同じことをエネルギーの問題でも展開できないでしょうか。

 つまり、生産者(発明家)と消費者とが手を結んで賛同者を募り、一緒に非電化製品を作っていく運動です。こうなると消費者は「ただ、消費するだけの人」ではなくなり、生産者側にも立つことになります。

 発明家もたのしんでがんばる!、消費者もたのしんで広める、有機工業の輪を広げていくためにも、サポーターが必要です。

■非電化運動ネットワーク事務局 (担当:大友、大倉、矢野、岩見、中村)
 〒807-0052 福岡県遠賀郡水巻町下二西3−7−16(株)ウインドファーム内
 TEL:093-202-0081 FAX:093-201-8398 E-mailはこちら

■環境発明家・藤村靖之さんのプロフィール
 1944年生まれ
 1973年 大阪大学大学院基礎工学研究科 博士課程卒、工学博士
 1973年 (株)コマツ 熱工学研究室長等
 1984年 (株)カンキョー設立、代表取締役
 1998年 特許庁工業所有権審議会委員
 1999年 (株)発明工房設立、主宰
 ★主な受賞:科学技術庁長官賞、発明功労者賞、94年ベンチャーオブザイヤー
 ★主な著書:「企業家は未来に点を打つ](H&L)「これでアレルギーが克服できる」


以下、ナマケモノ倶楽部のメーリングリストに流れた非電化情報関連の抜粋です。

■2002年1月11日「朝日新聞の反響」ウィンドファームより

 新聞記事には非電化運動事務局であるウィンドファームの連絡先がなかったにもかかわらず、わざわざ朝日新聞に問い合わせて連絡してきた方が4日間で26名。化学物質過敏症なので一刻も早く!という深刻な電話もありました。もし、連絡先が書いてあったら電話が殺到していたかも。さっそく中村さんと藤村さんが書いた文章をもとにニュースを作り、発送しました。ナマクラと、サポーターづくりの作戦(共同戦線??)もたてないといけませんね。

* * *

■2001年12月9日「非電化製品」情報(藤村靖之)

 夜の内に、放射冷却(−273℃)を利用して冷却水を作っておく。(真夏でもOK)家は水が放射冷却で、屋根から地下まで循環するようにつくられている。夜の内に冷えた水により昼間,家の中が冷える。これのミニ版で、冷蔵庫を作ってあげれば、現在の電気冷蔵庫で使用しているエネルギーの50分の一のエネルギーで100Lくらいの冷蔵庫はできるということです。

 現在の冷蔵庫は、空気の伝播により冷やす方式(比熱が水の3000分の1)なので、きわめて効率がわるい。(=水は3000倍も効率がよい)しかも冷蔵庫内は、自然対流なのでなおさら伝わりにくい。

 今、試作実験中の非電化除湿器の実験失敗(除湿器内部の気温上昇を防止する隔壁が溶けて曲がってしまいました)から、派生してでたお話でした。

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■20001/11/9 ナマケモノ会員MLより。(中村)

(新会員さん)
>適正技術や有機工業、非電化製品など<技術>関係の話題にとても興味をもちました。
>有機工業のことなど、もっと知ることができればとの期待をもってナマケモノ倶楽部に入会いたしました。
(中村)
 有機工業、非電化製品の担当としてはうれしい限りです。しかし、かんじんの製品見本ができていません。発明家の藤村さんが予想していたよりも時間がかかっています。

 今後、新しい情報が入り次第、このMLで報告していきたいと思っていますが、今日、藤村さんの会社(発明工房)のスタッフに話を聞いたところでは、カートリッジを交換しないでいい浄水器、除湿器、掃除機が少しずつ進んでいるが、洗濯機はそれらの後になりそう、とのことです。

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■2001/11/9非電化洗濯機  ナマケモノ会員MLより。(ナマケモノ会員・藤岡)

 エクアドルに住むナマクラの仲間でコーヒー生産者でもある、カルロス・ソリージャさんの家には水瓶に木製のクレーンがついた手動の洗濯機があります。洗剤をつかわないでも、テコの原理で動かすことのできるスクリューで水中の洋服を回転させて汚れを落とす仕組みになっています。環境発明家の藤村靖之さんは非電化洗濯機を試作しているんですよね。

 カフェスローもふきんを洗うのをいつか非電化(洗剤はエコ洗剤を使用しています。)にしたいですね。それからズーニー運動では洗濯板を探してみたいと思います。私は高校生のとき企業のマーケティングのバイトをしていて「洗濯板セット」を女子高生に流行らせることを提案したのですが速攻却下されてしまいました。今は、別に流行らなくてもいいので探してみます。どなたか作っている場所を知っている方が居らっしゃったら教えて下さい。

* * *

■2001年10月26日「非電化製品の現状について」中村隆市より
  2001年春より非電化除湿器、浄水器、コーヒー焙煎器などの研究、開発が進んでいて、その様子を見ていましたら、秋頃までには何とか完成品が出来上がるだろうと考えていたのですが、上記の3つの中では、現在焙煎器だけしか完成品ができておりません。そして、焙煎器そのものがあまり一般的ではないため、非電化製品として一般に呼びかけるのはこれだけではインパクトが弱いと判断しています。

 その他の非電化製品が、さまざまな理由で開発が遅れていますが、完成が近づきましたら、製品情報をお送りできると思います。残念ながら、すぐには情報をお送りできそうにありませんが、気長にお待ちいただければ幸いです。

 有機工業(非電化)運動としての明るい話題としては、だんだんと関心を持たれる方が増えているということです。電気を使わない製品を生産者(発明家)と消費者とが共同でつくるための基盤が育ちつつあります。

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