セヴァン・スズキ全国ツアー2014~Love is the Movement!レポート

2014年03月13日

「Love is the Movement!(愛とは、行動すること!)」をテーマに、今回6年ぶりの来日を果たしたリオサミットの伝説のスピーチで知られる環境運動家セヴァン・スズキさん。母として、そして3.11以降は初の来日となりました。
東京、浜松、名古屋、滋賀、京都、福岡・・・と2週間足らずの間に、全国各地を巡り、日本の市民運動を愛をもって大いに励ましてくれました。

cafeslow
来日ツアーは2月11日、ナマケモノ倶楽部のホームでもあるカフェスローで、ナマクラ代表の藤岡亜美さんをはじめとする、各地で環境運動を展開するセヴァンと同世代のお母さんたちのキックオフイベントから始まりました。日本のみんなとの再会を心から喜び、長旅の疲れも見せず、力強いメッセージととびきりの素敵な笑顔を見せてくれたセヴァン。太田理絵さん、田辺舞花さんのユニットによる、太鼓のパフォーマンスで来日を歓迎しました。

1743661_648371321891300_1601146391_n
遠州トランジションタウンが主催した浜松では、昼の部のランチ交流会、夜の部の講演会通して300人以上の参加者。セヴァンはトランジションのパワフルなお母さんたちと、子をもつ母として対話しました。

★浜松レポート:http://tthamamatsu.hamazo.tv/e5177994.html

2月14日、バレンタイン当日、大雪に見舞われた名古屋は、「地球のゆかいな仲間たち」メンバーで準備を重ね、ウィルあいちでの講演会も、350名以上の参加者と盛況でした。「心と未来を動かす」作文を小学生から募集し、選ばれた作品を当日セヴァンたちに発表しました。

★名古屋レポート:http://www.nagoya-fairtrade.net/?p=12110

severn_tsuji
そして同じく大雪に見舞われた関東。2月15日の明治学院大学の「脱成長」と「創造」をテーマにしたイベントでは、ナマクラ世話人の高坂勝さん、立教大学の郭洋春さんはじめ、セヴァンとともに、すでに脱成長&脱消費という新しい生き方を実践している多くのメンバーが語り、首都圏の交通も麻痺する中にもかかわらず、満席に。さらにスペシャルゲストとして、加藤登紀子さんも駆けつけ、すばらしい歌を披露してくれました。
また二部では参加者自身が新しい生き方へと進むための「つながる/つくる」ワークショップも行われました。

★FBつながる/つくる情報交換グループ:https://www.facebook.com/groups/severn2.15/

1978635_656948704366895_2048252690_n
16日の三浦SYOKU-YABO農園でのフェス&マーケットも、みんなの願いが届いてか、雪の中でしたがすばらしい晴天に恵まれ、湘南各地の出店者やアーティストが集い、ふたを開けてみれば350名以上と大成功のうちに終わりました。ツアー期間唯一の野外イベントで、農園の自然の中、子どもたちと一緒に遊ぶセヴァンとジャドソンさんの姿も印象的でした。

続く関西、京都も映画「オキュパイ・ラブ」の上映+トークは、総勢250名を超える大盛況。
1899365_652855471442885_1522887477_o滋賀の近江八幡も、セヴァンを歓迎し「反原発新聞」を発行している小中学生のパフォーマンスからはじまり、最後は地域のシンボル、「江州音頭」をセヴァンと一緒にみんなで踊って締めくくられました。

九州では、22日の北九州のトークイベントと、23日は福岡国際ホールにて、「セヴァンと100万人の母たち」に出演し、ももちパレスにて「オキュパイ・ラブ」上映イベント。脱原発、脱被爆に向けてのムーブメント、「100万人の母たち」のイベントでは、ナマクラ世話人の中村隆市さん、「100人の母たち」の写真家、亀山のの子さん、水俣病センター相思社の永野三智さんらメンバーで、集まった500名以上の参加者とともに、脱原発といのちを大切にする未来に向け、会場は熱気に包まれました。亀山ののこさんの写真展、地球と身体にやさしいマルシェなどもホール内にて行われました。

糸島ではオフの日に、セヴァンと母たちとの餅つき交流会もあり、セヴァンも「100万人の母たち」ムーブメントに強く賛同し、母として運動に参加すると約束してくれました。

★FBセヴァンと100万人の母たちページ:https://www.facebook.com/severn2014

1553527_472992859489325_45336945_o
また19日の渋谷・デイライトキッチンのイベントではセヴァンの夫のジャドソンさんから、現在セヴァン家族が暮らすハイダグワイ(クイーンシャーロット諸島)のハイダ民族の文化やセヴァンたちの暮らしのお話、日本の少数民族であるアイヌのユニット「ヤイレンカ」とのコラボレーションもありました。ハイダと同じく虐げられながらも、誇りを捨てずアイヌの文化を受け継いで守り続けてきた人々に、ジャドソンさんは敬意を表しました。

最終日となる25日のパルシステムでは、草の根的に広がっている持続可能な社会づくりや脱原発、脱成長運動など、ツアーで見つけた「変化の兆し」をいきいきと語り、「すべての人にとって大切なのは未来のこと」「“母性”の力で未来をつくっていきましょう」会場を埋めた150名の参加者に勇気を与えました。

★パルシステムレポート:http://www.pal-system.co.jp/topics/severn/event.html?jgtop

1966034_480949838677960_760467973_o
各地で環境運動やローカリゼーション運動を実践してきた仲間たちとの出会いを心から喜び、そこに希望があると言ってくれたセヴァン。

12歳のとき、世界のリーダーたちに対し怒っていた少女のセヴァン。その少女が母となり、今度は権力を持つリーダーたちではなく、それぞれの生きかたを自由に決められるはずの、私たち市民一人ひとりに語りかけたいと、たくさんの希望に満ちた力強いメッセージを残してくれました。

各地で希望を失ってしまった人たちから「あなたはまだ世界に希望をもっていますか?」と聞かれることが多く、希望について考えることが増えたというセヴァン。「希望」とは人間が持っている変革のためのエネルギーであり、希望をもつことは生き抜くことであり、徹底的に人類特有の特性である、と語りました。

そして、「人間にとって最もパワフルな力は、愛の力です。ここにいるすべての人がその力を知っているはずです」と。

今回、イベントの企画・運営までかかわってくださったメンバーの皆さん、イベントに参加してくださった皆さん、Readyfor?などの寄付をしてくださった皆さん、賛同くださった皆さん、このツアーとムーブメントに関わってくださったすべての人たちの愛と勇気ある行動力に心から感謝します。

そして、セヴァンのまいた種とともに、日常の中でわたしたち一人ひとりのムーブメント「Love is the Movement!」を、これからもひろげていきましょう。

★セヴァン全国ツアー各地の様子はFacebook公式ページでもご覧いただけます!
https://www.facebook.com/sev2014

1925157_650631314998634_317670447_n

セヴァンとジャドソンから日本のみんなにメッセ―ジ
1922447_655363411192091_1537588130_n「すばらしかったツアーが終わろうとしています・・。けれども、Love is the Movement!は各地で芽吹き、コミュニティの絆は強まったのを感じ、私の♥はいっぱいです。日本のみなさん、本当にありがとう!このツアーを一緒に作ってくれた各地の実行委員会のみなさん、ボランティアのみなさん、お母さん、お父さん、それからたくさんの兄弟姉妹たち。私たちは一緒に、愛と希望をもってあたらしい道にむかってすすんでいくのですね。近いうちにまたみなさんと再会できますように!」(セヴァン)

「Haawa(ハイダ語でありがとう)」。私たち家族をみなさんのコミュニティに招いてくださって、ありがとうございます。この大家族の一員になれたこと、このムーブメントに連なれたことをとてもうれしく思っています。また会いましょう!」(ジャドソン)

sevan

Page Topへ