レポート:原子力から原始力へ~医食農同源からはじめる豊かな暮らし

2012年03月08日

武内敬
(ナマケモノ倶楽部会員)

【ポスト311を創る】
原子力から原始力へ~医食農同源からはじめる豊かな暮らし

2月23日、熊本県阿蘇小国のTAO塾波多野毅さんによる出張寺子屋が、中野「じねん吉水 鍋横」で開かれました。この日は有機米おにぎり2個とよもぎ茶付きだったのですが波多野さんからもTAO塾特製「TAO玄氣ぽんせん」が配られました。ありがとうございました!白米は群馬の星野さんから、玄米は福岡の増永さん、今出さんから年会費代わりにいただいたもの(年貢米?)、おにぎりに入れた梅干し漬けは大磯産、よもぎ茶は小川さんの手作りです(こちらも年貢茶!)。ちょっと大きめのおにぎりをほおばっていただきながら、波多野さんのダジャレ漫談、ではなくTAOな暮らしについてのお話を聞きました。

東洋医学の「医食同源」はよく耳にしますが、TAO塾ではそれをより掘り下げて「医食農同源」と捉えています。「農」とは土や環境とつながること。土(つち)は血(ち)となり命(いのち)を養い、農が破壊されれば食が乱れ、病んでしまいます。サティシュ・クマールが唱える「soul、soil、society」とつながっていますね、当然のことながら。そこで、TAO塾では無農薬農業、マクロビオティック、パーマカルチャー、ホリスティック医学などを通して自然治癒力を養う活動をしています。大切なのは、自らが主体となって

「T:楽しく、 A:明るく、O:面白く」学び、

「T:足るを知る、 A:有難う、O:御陰さま」と生きること。

そして、偉大なるバカボンパパのお言葉「これでいいのだ~」も重要なキーワードとして示されました。それにしても、畑の形を直線から曲線に変えると人の気持ちも変化するというのは不思議なような自然なような。

波多野さんは「日本中に原発を!」と主張します。もちろん、原発とは原子力によるものではなく原始力(風、水、自然農)です。また、これからは原始力と雑の時代とも。雑穀、雑木林、雑巾、雑談などなど、確かに、これまでの経済優先社会では虐げられてきたものが復活しつつありますね。

後半は波多野さんを囲んでの雑談。「TAO塾に行くには?」「自分のしたいことを見つけるには?」「気って何?」などの質問に、人が輝く条件あれこれや高尾征治の気の科学、大和言葉の意味、田舎暮らしの四方山話まで波多野さんの自遊な話は尽きませんでした。

閉会後は皆さんそれぞれが波多野さんと言葉を交わし、なごりおしそうに帰って行かれました。きっと自遊力が高まったことでしょう。

※波多野さん曰く「おにぎりをにぎる時には、掌の真ん中の『気』を込めてにぎるべし」。「気」の旧字「氣」には「米」が入ってますよね。一説によると、氣はお米を炊くときに立ち上る湯気を表した字だそうです。

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