九州のナマケモノ に出会う旅、行ってきました!

2012年05月16日

吉村 由香
(ナマケモノ倶楽部会員@岡山) 

 4/29~5/6まで、九州ツアー(別名「友産地消の極上グルメ&体験ツアー」?)に、会員の向達壮吉さん、佐野可代子さん、チャーリーさん(宮崎のみ)と行ってきました。

 「ナマケモノの仲間が九州へ引っ越して半農半Xの実践を行っているところを訪ねたい」という想いを、福岡のカトウチナツさん(ミツロウキャンドル・アカリズム代表)はじめ、九州の仲間が企画、調整、連絡・・・膨大なエネルギーを注いで形にしてくれました。お世話してくだったみなさま、本当にありがとうございました! 生き生きと輝いている素敵な方たちとの出会いなどを簡単に報告します。

佐野さん親子、企画者・公逹さん、コーディネータ・カトウさん、後藤さん@ゆっくり村

 
【福岡県赤村】
 スローカフェ・クリキンディでの玄米ランチの後、ゆっくり村見学。
 後藤彰さん(クリキンディ店長)宅は、冷蔵庫、テレビなしで、1か月の電気代は1000円くらい。
 米、野菜はほぼ自給していて、カフェの残りがあったり、野草や山菜を食べたりするので、食費はほとんどかからない。自家製梅干し、たくあんを味見させていただくと、おばあちゃんの味みたいな懐かしい味がした。
 風呂は五右衛門。ちなみに、焚口にタケノコを入れて風呂を炊くと、あく抜きしなくても美味しい焼きタケノコができるらしい。
 自作のロケットストーブや、自分で煙突を工夫した薪ストーブ、廃材で作った机などがあった。
 トイレはコンポストで、おがくずと混ぜて肥料にしている。生ごみも堆肥にしている。
 畑では多品種の作物が草の中で元気に育っていて、いろんな生き物がいた。野菜の種は自家採取しており、冬、踏み込み温床で野菜の苗を作ったという。
 田んぼは一面のレンゲ畑になっていて、ミツバチが飛んでいた。
 後藤さんは少ないお金で無理なく生きていけるスキルが身についていて、さらに、家ではお酒をやめた(自然に欲しなくなった)とのこと。心身ともにクリアーで豊かな日々を送っておられて、素敵だった。
 ゆっくり村に泊まる3泊4日の半農半カフェ合宿も楽しそうだなと思った。

【福岡市】
 TERRA小屋で松尾聖子さん(縁側ゆにっと・事務局代表)が合流し、ランチ。
 増永さん、今出さん(水巻お米自給プロジェクトを手掛けるウインドファームスタッフら)と偶然会えて田んぼの話などが聞けた。
 松尾さんが古着をリフォームした手作りのバックはとてもおしゃれだった。スローダウンし、周りと調和して幸せに生きている松尾さんのお話は興味深く、心がほっこりした。 
 博多っ子チナツちゃんの案内で櫛田神社で飾り山笠を見た。博多っ子の山笠への熱い情熱が垣間見れた。 

【熊本市】
 明石祥子さん(NGOフェアトレードくまもと、フェアトレード・シティ推進委員会代表)の案内で、フェアトレード・シティー認定に尽力された熊本市議会議員や市役所担当者と面談。
 フェアトレード・スチューデント・カフェ・はちどり(国際交流会館内)、らぶらんどエンジェルナチュラル&ハーモニックピュアリィなどで買い物。フェアトレードコーヒーでお茶タイム。
 夜は二見孝一さんも来てくれて夕食。フェアトレードシティくまもと推進委員会の若くて元気なスタッフやボランティアも明石さんを慕って集まった。 明石さんの情熱とバイタリティ、長年活動を継続された結果だと感心した。

【鹿児島枕崎市・黒潮農場
 ●火起こし体験
  高橋素晴さん(黒潮農場当主)が、もみぎり(火きり棒を両手でもむように板に押し回し、摩擦させて火をおこす方法)での火起こしを見せてくれて、私たちも挑戦。難易度が高く、煙は出ても着火に至らず。
 ●塩づくり見学
  庭に置かれた水槽のような大きな釜に海水が入っていて、薪でグツグツ炊いていた。薪は家の解体で出た廃材など。一週間ほど炊いて煮詰めた後の塩の結晶はダイアモンドのようにきれいだった。海水くみ上げ(波が高いとできない)、釜炊き、不純物除去など、塩づくりは手間ひまかかることがよくわかった。
 
 ●鶏をつぶす
  つぶす鶏は、廃鶏(産卵回数が減った鶏)を安く購入し放し飼いにしていたもの。さっきまで庭で元気に遊んでいた鶏を殺すことは胸が痛んだが、間近でその作業に関わると、命をいただいて私は生かされているんだと感覚的にずとんときた。産卵前の卵を初めて触って、神秘的な色や温もりに驚き感動した
 ●廃材を使って作業スペースを作ったり、ドラム缶を利用して作った石釜でピザ(ピザ生地やピザソースも手作り)を焼いたり、鶏や魚を素早くさばいて調理したり、その他、そば打ちやダイビング、子どもの体験ワークショップのファシリテーション、各種サバイバル術も極めておられるらしい。素晴さんの多才な技術や知恵に感服した。

【宮崎県串間市・渡邊亜美さん宅】
 近くの田んぼではすでに田植えが終わり、苗が青々と育っていて、温暖な地であることを実感した。
 渡邊亜美さん(スローウォータカフェ代表)宅から車で5分くらいで、イモ洗い猿で有名な幸島の対岸に着いた。海水は、信じられないくらいに透明で、太陽に照らされキラキラ輝いていた。泳いで幸島近くまで行けて嬉しかった。それにしてもゴールデンウイークに海で泳げるとは、さすが南国!
 浜で、トージバ製の竹テント(竹を柱にしたテント)を組み立てた。竹柱は、鉄より断然美しくて触り心地も良かった。
 日向夏ジェラートとチョコアイスのコラボや、大豆レボリューションの大豆で作られた豆乳、地元の方からいただいたイノシシ肉の焼き肉などをいただいた。どれも、超おいしかった。
 渡邊家の友人の吉田農園さんで、日向夏の花粉採取のための花摘みやキウイの挿し木を体験させてもらった。吉田さんのゆったりした宮崎弁を聞きながら、無農薬の広い果樹園で、のんびり癒しのひとときを満喫した。 
 個性あふれる三姉弟の言動に大笑いし、南国を満喫した3日間だった。

自然と子どもがたくさん溢れていた南国・宮崎! 右から二人目・著者

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