【レポート】7/20 いのちがよろこぶ調理法をご紹介します!

2012年07月28日

先月に引き続きスローなお宿・吉水の女将、中川誼美さんを講師に
2回目の「いのちがよろこぶ調理法:夜の部」を行いました!
*前回のレポート、いのちがよろこぶ調理法とはこちらから。

今回は野菜のかきあげ、豚肉のしゃぶしゃぶ、かぼちゃのスープ、土鍋ごはんをメインに、
最後にデザートとして大学いもを作りました。

50℃洗い後、お野菜の甘みが増し、ぱりっ!

どんな調理法か全ては書き切れませんが、とくに参加者の反響があったものを一部ご紹介します!ぜひ、みなさんにも実践していただきたいです。

まずはお野菜を50℃ですべて洗っていきます。
ただし、里芋を除いて!
泥つきの里芋は、洗わずにそのまま新聞紙でこすり泥を落とします。濡らさないことによって、簡単に泥を取ることができます。もちろん水洗いで落とすこともできますが、多くの水を使うことにもなり、泥は体積が重いため排水坑につまりやすく環境負荷が大きいと中川さんは言います。

かきあげの衣は、粉と水のみで、卵不使用


それから里芋の皮をむき、実とともにお湯で洗ってふきんで拭きます。その皮を今度は油で揚げて、これに塩をかけたら即席おつまみのできあがり。
里芋特有の粘りがあってもっちりと美味しい!じゃがいもの皮も同様にできます。ポイントは薄く皮をむくよりも、厚めにむいた方がおすすめです。包丁が苦手な人にもぴったり♪
今まで捨ててしまっていた皮も、食材として食べることに参加者一同驚かされました。
里芋は今の時期のものではありませんが、里芋をまるごと美味しく食べられるんだということをぜひ知ってもらいたく用意しました。

さらにお野菜だけでなくお肉も50℃のお湯で洗い、汚れや余分な油を落としていきます。
これは炒めたり焼いたりする時だけではなく、しゃぶしゃぶの時にも同様です。
しゃぶしゃぶのタレには、今の時期にぴったりな梅干しの種をしょうゆに数日漬け込んださっぱり梅しょうゆを事前に作っておきました。おにぎりをたくさん作って、梅干しの種だけが残ってしまったことはありませんか?種からも梅エキスを十二分に美味しく大活用できます。

左は、50°Cで洗った後で、濁っている

8名中2名の方が前回に引き続き参加してくれました。調理法の根本は変わりませんが、中川さんならではのアイディアなども知ることができるこのワークショップ、一度参加するとやみつきになるようです。

はじめはみなさん「本当に?!」と驚かれますが、実際に食べてみると「これでいいんだ!」と納得させられます。あれもこれも調味料を注ぎ足すことが当たり前で、それを必要だと思っていた調理法からの卒業です。
引き算し、素材そのものを味わう。頭で考えるのではなく、いのちがよろこぶことが大切なのです。

ここで、参加いただいた方のコメントを一部共有します。

●本日も見たこと聞いたことすべてが新鮮でした。それに本当に本当においしかったです。食べた後に、体も心も満たされました。(30代・女性・神奈川)

●びっくりすることばかり、何よりもドレッシングや調味料を使わずにおいしくいただけることがわかり、大きな収穫でした。続けていたら、健康になれそうな気がします。(40代・女性・神奈川)

●知らない事や思いこんでいたこと(皮はすてるものとか)をくつがえされてびっくりしました。(30代・女性・埼玉)


「いのちがよろこぶ調理法」で学ぶことは、すぐに始められることばかりです。調理法もライフスタイルも選択するのは、私たちです。食材の選択、そして調理方法は、地球環境の将来にもつながっています。それは私たちの行動次第で変えることができるはずです。食べることは毎日のことですからできるだけ地球に、そして身体に負荷をかけず、いのちがよろこぶものを食べて行きたいと考えさせられました。

(文:岩澤直香、写真:岡田拓也)

Page Topへ