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1998年に設立されたインタグ有機コーヒー生産者協会(AACRI)には、現在約350名の会員が加入しています。3人のコーヒー栽培指導者が、伝統農業(自然農法や森林農業に近い自然の力を生かした農業)に基づいた方法で、豆選びから収穫までをていねいに指導しています。
インタグ地方は標高1000〜1800メートル、雨量2000〜2700ミリ、気温20〜25度と良質なコーヒー生産に適した環境にあるだけでなく、栽培方法がモノカルチャーではなく多品目栽培で行われているため、無農薬栽培に適しています。
AACRIメンバーのコーヒー園も、バナナやプラタノ、果樹や背の高い樹木を日陰樹としてコーヒーを栽培しています。場所によっては普通の森林よりも多様性があります。
こうした栽培方法は農薬や化学肥料に頼らない最良の方法の一つでもあります。収穫量が少ないことや収穫作業に手間がかかるのが難点ですが、そのぶん自給自足的に野菜や果物も収穫できるため、コーヒーの相場が暴落したときなどにも比較的安定した経営をすることが可能になります。
AACRIでは、山間地の急斜面の土壌浸食(流失)を防ぐためにも、伝統的なコーヒー栽培はとても重要だと考えています。そしてそうした理解を深め、広めるために学習会を開き、環境保護的コーヒー管理、病害虫の防止、有機肥料づくりなどを勉強しています。
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