コラム一覧

2013年12月19日

セヴァンから来日に向けたメッセージが届きました!

その他
■Love is the Movement!ツアー2014によせて

セヴァン・カリス=スズキと家族:ナマケモノ倶楽部

私たちは、大いなる不確定性の時代に生きています。経済も政治も、そして気候まで不順で先行きが見えない。進歩を追い求めてきた人類は、今やテクノロジーや消費を優先させ、コミュニティや愛や本当の幸せを二の次にしている。進歩を支えるエネルギーの消費が、気候まで狂わせ、人類と地球とを対立させるまでになってしまったのです!

でも、思い出してください。機械を動かすだけがエネルギーじゃない。私たち人間がよりよい存在へと成長し、互いを助け合い、支え合い、愛し合うのに必要なエネルギーもあるのだということを。

大きな困難に直面した私たちは、しかし、決して無力ではありません。何よりも強力なパワーをもっている。それは愛のパワー。子どもたちへの愛、お互いへの愛、そして自然界への愛。生物史上6度目の大絶滅の時代に生きる私たち人類は、今こそ、精神を高め、知恵を磨き、愛のパワーを取り戻さなければなりません。子どもたち、そしてそのまた子どもたちが生きる未来のために。

さあ、変革をもたらす内なるエネルギーについて一緒に考えましょう。日本の社会や自然を脅かす脅威のこと、そして日本をより良い未来に導こうとする運動のことを教えてください。私たち家族が住むハイダグワイ諸島の驚くべき自然について聞いてほしいです。かつてないほどの環境破壊と引き換えに、エネルギー超大国を目指す私たちの国カナダについても知ってほしい。

私たちの島と皆さんの島とは同じ海でつながっているばかりではありません。人類としての運命を共有しているんです。

私たち共通の未来について話し合うため、2月、私たち家族は日本に向かいます。

愛をこめて
セヴァン・カリス=スズキ

(翻訳:辻信一)

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2013年11月27日

1000円からの寄付プロジェクト~インタグの森を守り、育てよう!

その他

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クリスマス、ボーナスシーズンにあたるこの時期。ナマケモノ倶楽部は、みなさんに1000円から参加できる「インタグの森を守り、育てよう!キャンペーン」を呼びかけます。鉱山開発に反対するだけでなく、その代替となる「答えを生きる」ために、森林農法の技術指導、フェアトレードやエコツーリズムの基盤となる環境教育の普及啓発を強化するためのプロジェクトです。ぜひ、みなさんから、周りの方にも伝えていただければ幸いです。

●GiveOne(オンライン寄付サイト) 
http://www.giveone.net/cp/PG/CtrlPage.aspx?ctr=pm&pmk=10345

★★オンライン寄付後に表示される「グリーンサイトライセンス」バナーをクリックしていただけると、Eチャレンジ寄付先着120名様分まで、1クリック15円の追加寄付がナマケモノ倶楽部に入ります。

「多様性豊かな森を守り、育てていく。これまでの開発に代わる、
あたらしい「豊かさ」を一緒につくりだしていきましょう。」
(DECOIN会長、シルビア・キルンバンゴ)

5千円で、技術者による森林農法の指導(農園見回り)を1回行うことができます。
3万円で、コミュニティでの水、食べ物、有機農業をテーマにしたワークショップが1回開催できます。
50万円集まると、2014年にインタグ地域5箇所での環境啓発ワークショップと、定期的な農園見回りによる森林農法指導、インタグラジオの定期放送が実現できます。

2013年07月06日

辻信一さんからのメッセージ~100万人の母たち・七夕プロジェクト

辻 信一

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目をつぶって、大都会の夜空の向こうに天の河を思い描くように、澄んだ心で思い出してみよう。
本当はそこにちゃんとあるのに、見えなくなってしまっている、大切なものについて。

3・11の後、幼い子を抱く母たちがそうしたように、もう一度、祈ろう。
どうか、神様、この子にきれいな空気、きれいな水、安全な食べ物を与えてください。もう贅沢は言いません・・・

かつて、北米先住民のリーダーである長老は言った。最後の木を伐る時、最後の川を汚す時、最後の魚を食べる時、
その時人間は知るだろう、お金は食べられないということを。

人間の生存のボトムライン(最低限の条件――大気、水、太陽、土、生物多様性、そしてともに支え合い、
分かち合うコミュニティ)を確保することこそが政治の最大の目的だ。

このことを、政治的なリーダーたちに、思い出してもらうため、手紙を届けよう。
母であるあななたち、そして私たち誰もの内なる母から、愛をこめて。

辻 信一

☆七夕プロジェクト詳細はこちら

2013年07月06日

アンニャからのメッセージ~100万人の母たち・七夕プロジェクト

アンニャ・ライト

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100万人の母たちへ

今起きていることは原発との闘いをはるかに超えた、生き残りを賭けたいのちの叫びです。100万人の母たちはわたしたちの希望であり信念です。わたしたちは苦しみと悲劇でしか終わることが出来ない従来の考え方から自由になる準備が出来ています。

100人から100万人へ ~ 願わくば地球上の70億人が自然の支配よりも協調を、そして全ての生きとし生けるものを育み、慈しみ、守り、祝福するために子どもたちやその先の世代の声に耳を傾けることを選ぶ日が来ますように。

愛につき動かされたあなたたちの運動にみんな元気づけられています。あなたたちが示してくれた優しさ、謙虚さ、喜びに感謝します。

アンニャ・ライト

To the one million mothers,
Our hope and faith is in you and in your movement that understands that this is much more than a struggle against nuclear power – but a call for survival.
We are ready to move, to escape our old way of thinking that can only end in suffering and tragedy.

From one hundred to one million – may we soon become the seven billion who choose cooperation rather than control of nature, who listen to the call of our children and future generations to nurture, cherish, protect and celebrate all life.
Thank-you for the kindness, humility and joy you show in your movement, a movement motivated by love, inspiring all!
Anja Light

☆七夕プロジェクト詳細はこちら

2013年05月25日

石ころと雑草と雑菌のエコロジー~ファン・デグォンのLife is Peace

辻 信一

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石ころと雑草と雑菌のエコロジー

辻 信一

 ぼくはファンさんのことを「バウ」という愛称で呼ぶ。それは古い朝鮮半島の言葉で「石ころ」を意味する。彼が獄中で絶望の果てにカトリックに入信し、洗礼を受けた時、西洋風の名前をもつことに違和感を覚え、「石」を意味する聖徒ペテロの名にちなんでつけたものだそうだ。

 同じ石でも、それは宝石でもなければ、巨岩でも、名石でもない。路傍の、ちっぽけな、名もない石ころである。
 バウさんの眼は厳粛で、しかし、同時に優しい。その表情には深い悲しみが、そして同時に、底抜けの愉快な笑いが潜んでいる。バウさんとは、いつも、ふたつの一見相反するものの融合である。
 彼の住む国はいまも分断され、反目し合っている。いや、世界中が、相反するもの同士がぶつかり合い、争う場所ではないか。そのただ中で、しかし彼は「いのちの本質は平和である」と高らかに宣言する。そし
て、その祈りのような言葉を、自ら、体現する。

 人はともすると、よりよい場所を求め、今いる場所を軽蔑する。しかし、本当の問題は、今いる場所でどう生きるか、なのだ、とバウさんなら言うだろう。実際、どこにいても彼の周りにはいつも凛とした、澄んだ空気が漂っている。
 この透明感はどこからやってくるのか? そのヒントは、彼の合言葉、「トロッケ・サルジャー(汚く生きよう)」にある。
 獄中での13年を通じて、バウさんの暮らしは、ぼくたちの社会が嫌悪し、蔑視するものたちとともにあった。中でも、生まれ変わった彼の新しい世界観の核となったのは、雑草と雑菌だ。それらが息づく低い場所へと降り立つことによって、彼は蘇った。そして、それらを忌避することによってついには崩壊の危機に喘ぐことになった現代文明に対して、彼は最も透徹した目をもつ批判者となり、さらにはそれに変わる新しい社会の予言者となったのである。

 この映画を通して、あなたの人生に、ぼくの大好きなバウさんが入ってくることを想像して、ぼくはワクワクしている。

>>映画「ファン・デグォンのLife is Peace」詳細はこちら

>>正木高志さん、高坂勝さん、サティシュ・クマールさんらからの応援メッセージはこちら

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