コラム一覧

2016年08月21日

友産友消(ともさんともしょう)ムーブメントに参加しよう!

藤岡 亜美

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ナマケモノ倶楽部の新しいムーブメントがいよいよ始まります!!

■友産友消 www.tomotomo.site

ナマケモノ倶楽部では、ここ2年ぐらい、事務局や理事を中心に、ナマケモノ倶楽部の今後のあり方についての話合いが続いてきました。
「もう解散した方がイイんじゃない?」という意見や「いや、ナマケモノ倶楽部は永遠に不滅だ!(どこかで聞いたような)」などなど、様々な意見がとびかい、ようやく出した結論が“ともさんともしょう”でした。

ともさんともしょうについては、藤岡亜美さんが書いてくれるので、ボクの方からは参加の呼びかけをします。

この、ともさんともしょうにはもう一つの目的があって、それはナマケモノ倶楽部内での「つながり直し」です。
人と自然、今の世代と未来の世代など、いろいろなつながり直しを提案してきたナマケモノ倶楽部ですが、この17年間で(特に3.11以降)ある人は移住し、ある人はそれぞれのローカルを求めて、日本各地にちらばって行きました。

逆に言えば、全国各地に面白い会員さんがいるということで、ともさんともしょうをきっかけに、もういちど有機的なつながり直しができないか?
というねらいがあります。

ともさんともしょうから、新しい文化、新しいつながり、新しい雇用が生まれることを願っています。ナマケモノ倶楽部からスロー社、カフェスロー社、スローウォーターカフェ社、ゆっくり堂社が生まれたように。

まずは5月28日に公開予定の、ともさんともしょうのWebサイトをぜひ覗いてみてください!!
そして、面白そうと思ったら、いろいろなかたちでぜひ関わってほしいです!
(共同代表 小澤陽祐)

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2016年06月15日

7/2(土):Slow & Deepな私に出会う~全生命の集い in 鴨川

アンニャ・ライト
Slow&Deepな私に出会う
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全生命の集い in 鴨川

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「地球という大いなる織物の一本の糸」として自分を感じ、相手を感じ、コミュニティを、地球全体を感じるプロセスを学ぶワークショップ型のイベントです。
(さらに…)
2016年06月01日

アンニャ、パチャ、ヤニのSlow Safari Tour2016~シンプル暮らし、伝授します!

アンニャ・ライト
Anja Light and her two children Pacha 14 and Yani 12 at their Tugun home. The angle of the story is on their frugal lifestyles. Pics Adam Head

Anja Light and her two children Pacha 14 and Yani 12 at their Tugun home. The angle of the story is on their frugal lifestyles. Pics Adam Head

ナマケモノ共同代表のアンニャ・ライトさんが、パチャ、ヤニを連れて6月頭から、日本縦断の旅「スロー・サファリ・ツアー」をはじめます。
東京から、サーフィンしながら、ぶらぶらしながら目指すのは、藤岡亜美さんの暮らす宮崎!
自分のところにもアンニャにきてほしい!という方、ぜひ事務局までご一報を。アンニャにおつなぎします。
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2016年05月07日

5/28(土): 地球とともに生きる ~ これからのスローな生き方、暮らし方

アンニャ・ライト

地球とともに生きる
~ これからのスローな生き方、暮らし方

さわやかな風 かがやく新緑
四季がめぐる美しさにふと感謝するこの季節に お二人のゲストを迎え、自然とともにある暮らし方、生き方についてお話を伺います。

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(さらに…)

2016年03月07日

『弱虫でいいんだよ』おわりに 辻信一

辻 信一
『弱虫でいいんだよ』おわりに

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ここまで「弱さ」というテーマにつき合ってきてくれた、ねばり強くて、がまん強いきみのことだから、もうわかってくれているにちがいない。「弱さ」について考えることは、同時に、「強さ」について考えることでもある、と。
こう言ってもいい。「強さ」という言葉が混乱し、衰え、その本来の力を失っている時代だからこそ、一見、その対極にある「弱さ」という言葉について考える必要があるのだ、と。もう一度、「強さ」という言葉に輝きを取り戻すためにも。
その意味で、本書のテーマは「強さ」だったとも言える。

もともと、「強い」とは、何かがよくできること、好ましい状態にあることなどを意味したはずなのに、いつの間にか、その「強さ」という言葉の意味がねじ曲げられてきたらしい。
人間ならではの才能、人間としての良さやすばらしさ、そして、個々の人間が発揮する賢さ、優しさ、気高さ、心の広さ、美しさ、などの資質を表す言葉だったはずの「強さ」。しかし、今ではどうだろう。その言葉が意味できるのは、ほんの狭い範囲に限られてしまっているではないか。
では、そこからはみ出た分はどこへいってしまったのかというと、実は、その多くが「弱さ」の中に一緒くたに詰めこまれていたらしいのだ。その結果、たとえば、同情したり、共感したり、譲ったり、許したり、与えたりすることが、また、優しさ、慎ましさ、謙虚さ、寛容さといった性質が、「弱さ」と見なされ、軽視され、時には蔑視や嘲笑の対象にされることにもなった。なんてもったいないことだろう。
でも、少し見方を変えるだけで、「弱さ」とは、宝物がつまった袋のようなものだということがわかる。その袋の中から、「弱さ」と見なされているいろいろな「もの」や「こと」や「ひと」をとり出して、吟味してみよう、というのが本書だ。

「弱さ」という袋の中に閉じこめられていた多くの宝物の中でも、ひときわ輝いているのが、「愛」だ。一見、「愛」なんてどこにでも溢れているように見えるかもしれない。でも、「弱さ」がそうであるように、実は、「愛」もまた日の当たらない端っこに追いやられ、孤立し、ひそかに傷ついているのが、現代の世界だと、ぼくには思える。
「弱さ」と「愛」というこれらふたつの言葉の近さと親しさ。それもまた本書の大切なテーマだった。
そういえば、こんなお話がある。北米の先住民に伝わる話だというが、本当のところはわからない。

  今から ズーッと昔の地球。そこにはたくさんの生きものが生きていました。
  ある時、空からの声で、地球上のすべての生きものの種(しゅ)が、ひとつずつ呼ばれて集まりました。
  空からの声はこう言いました。
  「ここに集いし生きものたちよ、よく聴いてほしい。今から、地球上で最も弱きものが生まれてくる。その生きものは 自分だけで食べものを得ることができない。
  また、自分だけでは、暑い日ざしや冷たい風から、身を守ることもできない。
  だから、ここに集いし生きものたちよ、どうか、おまえたちの力をかしてやってほしい。もしその生きものが、食べるものに困っていたら、草や実や動物たちよ、
  どうか、自分のからだを与えてやってほしい。もし、その生きものが寒さに震えるときは、動物は毛皮に、植物は布に、樹木は家になってやってほしい」
  そこまで空からの声が話したとき、一羽の鳥がたずねました。
 「その生きものの名は何というのですか」
  空は答えました。
 「その弱き者の名は、“人間”」

ここには、最も弱い存在としての人間が、同時に、大自然の思いやりと愛を最も多く与えられた存在でもあった、ということが語られている。「弱さ」と「愛」はこんなふうに、いつも裏と表の関係で、切り離すことができない。このことを肝に銘じたい。

もうひとつ、思い出すのは、ぼくの好きなヴィム・ヴェンダース監督の映画『ベルリン・天使の詩(うた)』。それは、地上の世界にやってきた天使が、人間の女性に恋をして“堕(だ)天使”となる(つまり、天使であることをあきらめて、人間へと“堕落”する)という物語だ。

なぜ堕天使になるかといえば、人を愛するためには、自分にも身体が必要だから。そのために天使は、時間や空間に制約されず、永遠に生きられる「不老不死」の存在であることをあきらめるのだ。

こうして、身体を得た堕天使は愛する人になった。でも、その瞬間から、病気、老い、死といった、避けることのできない人間的な「弱さ」を抱えこむことにもなった。そうすることなしに愛は不可能だから。逆に、「弱さ」が「愛」を可能にしたのだと言ってもいい。

愛するために人間になる。人間として生まれてくる・・・

きみも、ぼくも、愛するために人間として生まれ変わった堕天使なのかもしれないね。

BC3

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