コラム一覧

2013年11月27日

1000円からの寄付プロジェクト~インタグの森を守り、育てよう!

その他

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クリスマス、ボーナスシーズンにあたるこの時期。ナマケモノ倶楽部は、みなさんに1000円から参加できる「インタグの森を守り、育てよう!キャンペーン」を呼びかけます。鉱山開発に反対するだけでなく、その代替となる「答えを生きる」ために、森林農法の技術指導、フェアトレードやエコツーリズムの基盤となる環境教育の普及啓発を強化するためのプロジェクトです。ぜひ、みなさんから、周りの方にも伝えていただければ幸いです。

●GiveOne(オンライン寄付サイト) 
http://www.giveone.net/cp/PG/CtrlPage.aspx?ctr=pm&pmk=10345

★★オンライン寄付後に表示される「グリーンサイトライセンス」バナーをクリックしていただけると、Eチャレンジ寄付先着120名様分まで、1クリック15円の追加寄付がナマケモノ倶楽部に入ります。

「多様性豊かな森を守り、育てていく。これまでの開発に代わる、
あたらしい「豊かさ」を一緒につくりだしていきましょう。」
(DECOIN会長、シルビア・キルンバンゴ)

5千円で、技術者による森林農法の指導(農園見回り)を1回行うことができます。
3万円で、コミュニティでの水、食べ物、有機農業をテーマにしたワークショップが1回開催できます。
50万円集まると、2014年にインタグ地域5箇所での環境啓発ワークショップと、定期的な農園見回りによる森林農法指導、インタグラジオの定期放送が実現できます。

2013年07月06日

辻信一さんからのメッセージ~100万人の母たち・七夕プロジェクト

辻 信一

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目をつぶって、大都会の夜空の向こうに天の河を思い描くように、澄んだ心で思い出してみよう。
本当はそこにちゃんとあるのに、見えなくなってしまっている、大切なものについて。

3・11の後、幼い子を抱く母たちがそうしたように、もう一度、祈ろう。
どうか、神様、この子にきれいな空気、きれいな水、安全な食べ物を与えてください。もう贅沢は言いません・・・

かつて、北米先住民のリーダーである長老は言った。最後の木を伐る時、最後の川を汚す時、最後の魚を食べる時、
その時人間は知るだろう、お金は食べられないということを。

人間の生存のボトムライン(最低限の条件――大気、水、太陽、土、生物多様性、そしてともに支え合い、
分かち合うコミュニティ)を確保することこそが政治の最大の目的だ。

このことを、政治的なリーダーたちに、思い出してもらうため、手紙を届けよう。
母であるあななたち、そして私たち誰もの内なる母から、愛をこめて。

辻 信一

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2013年07月06日

アンニャからのメッセージ~100万人の母たち・七夕プロジェクト

アンニャ・ライト

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100万人の母たちへ

今起きていることは原発との闘いをはるかに超えた、生き残りを賭けたいのちの叫びです。100万人の母たちはわたしたちの希望であり信念です。わたしたちは苦しみと悲劇でしか終わることが出来ない従来の考え方から自由になる準備が出来ています。

100人から100万人へ ~ 願わくば地球上の70億人が自然の支配よりも協調を、そして全ての生きとし生けるものを育み、慈しみ、守り、祝福するために子どもたちやその先の世代の声に耳を傾けることを選ぶ日が来ますように。

愛につき動かされたあなたたちの運動にみんな元気づけられています。あなたたちが示してくれた優しさ、謙虚さ、喜びに感謝します。

アンニャ・ライト

To the one million mothers,
Our hope and faith is in you and in your movement that understands that this is much more than a struggle against nuclear power – but a call for survival.
We are ready to move, to escape our old way of thinking that can only end in suffering and tragedy.

From one hundred to one million – may we soon become the seven billion who choose cooperation rather than control of nature, who listen to the call of our children and future generations to nurture, cherish, protect and celebrate all life.
Thank-you for the kindness, humility and joy you show in your movement, a movement motivated by love, inspiring all!
Anja Light

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2013年05月25日

石ころと雑草と雑菌のエコロジー~ファン・デグォンのLife is Peace

辻 信一

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石ころと雑草と雑菌のエコロジー

辻 信一

 ぼくはファンさんのことを「バウ」という愛称で呼ぶ。それは古い朝鮮半島の言葉で「石ころ」を意味する。彼が獄中で絶望の果てにカトリックに入信し、洗礼を受けた時、西洋風の名前をもつことに違和感を覚え、「石」を意味する聖徒ペテロの名にちなんでつけたものだそうだ。

 同じ石でも、それは宝石でもなければ、巨岩でも、名石でもない。路傍の、ちっぽけな、名もない石ころである。
 バウさんの眼は厳粛で、しかし、同時に優しい。その表情には深い悲しみが、そして同時に、底抜けの愉快な笑いが潜んでいる。バウさんとは、いつも、ふたつの一見相反するものの融合である。
 彼の住む国はいまも分断され、反目し合っている。いや、世界中が、相反するもの同士がぶつかり合い、争う場所ではないか。そのただ中で、しかし彼は「いのちの本質は平和である」と高らかに宣言する。そし
て、その祈りのような言葉を、自ら、体現する。

 人はともすると、よりよい場所を求め、今いる場所を軽蔑する。しかし、本当の問題は、今いる場所でどう生きるか、なのだ、とバウさんなら言うだろう。実際、どこにいても彼の周りにはいつも凛とした、澄んだ空気が漂っている。
 この透明感はどこからやってくるのか? そのヒントは、彼の合言葉、「トロッケ・サルジャー(汚く生きよう)」にある。
 獄中での13年を通じて、バウさんの暮らしは、ぼくたちの社会が嫌悪し、蔑視するものたちとともにあった。中でも、生まれ変わった彼の新しい世界観の核となったのは、雑草と雑菌だ。それらが息づく低い場所へと降り立つことによって、彼は蘇った。そして、それらを忌避することによってついには崩壊の危機に喘ぐことになった現代文明に対して、彼は最も透徹した目をもつ批判者となり、さらにはそれに変わる新しい社会の予言者となったのである。

 この映画を通して、あなたの人生に、ぼくの大好きなバウさんが入ってくることを想像して、ぼくはワクワクしている。

>>映画「ファン・デグォンのLife is Peace」詳細はこちら

>>正木高志さん、高坂勝さん、サティシュ・クマールさんらからの応援メッセージはこちら

2013年03月13日

3・11から2年を迎えて~ナマケモノ倶楽部

辻 信一

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みなさん、どんな311を過ごしましたか。ぼくは、一昨日のキャンドルナイトに続き、昨日も日比谷のPeace on Earthで過ごしました。坂本龍一さん、加藤登紀子さん、CWニコルさん、Yaeさん、はじめ、ぼくたちの縁の深い方々と一緒によい時間を過ごすことができた。またナマクラのテントやその周りでも、老若男女、いろんな人々に会って話すことができてうれしかった。尊敬する槌田たかしさんにもお会いできた。

ああ、あれから2年、今もこうして生かされているんだな、としみじみ思いつつ、そして、こうして社会の、自分の、変革に淡々と励む人々とともにいることに感謝する一日でした。なかでも、ナマクラの皆さんとポスト311時代の最初の二年を、一緒に活動できたことに心から感謝します。

中村さんと2年前に、これから大変な月日を過ごすことになると思うけど、あとで、「その月日のおかげでこんなに自分たちが精神的に成長したんだ」と思えるように生きて行こうね、誓い合ったことを思い出します。みなさん、これからもどうぞよろしく。

ぼくは明日から、気持ちを切り替えて、オーストラリアに行ってきます。ヘレナ・ノーバーグ=ホッジを中心に多くのすばらしい人々が集う「幸せの経済学』国際会議に出て、その後、タスマニアに。アンニャはもちろん、ボブ・ブラウンさんにも会えそう。また帰ったら報告します。

辻信一

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311から2年・・・。東日本大震災、そして福島原発事故の犠牲者のみなさんに祈りを捧げます。
やさしく、そして勇敢な脱原発ムーブメントが、日本、そして地球上の核のない未来に向けて、
希望を運び続けてくれますように。

子どもたち、家族、そして、被爆しながらも生き続けているすべてのいのちが、
これ以上、愚かなことを繰り返さないことで、私たちを許してくれますように。

アンニャ・ライト

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3月11日は、黙祷をした時間以外は、10年間ずっと取り組んでいる、サイザル麻製品の生産と流通に関する連絡をインタグにしていました。今年はインタグの状況もあって、企業との共同企画に、力を入れてます。夕飯は、里芋のコロッケと、手前味噌のみそ汁と、シシャモと、サラダ。

その前の日は、休日で、赤池渓谷という、うちから一番上流に登った渓流に家族でお弁当を持ってでかけました。山桜が、山からさあっと降りてくるように白く咲いていて、子どもたちはオタマジャクシに夢中、私はセリの収穫に夢中になり、夕飯にいただきました。

「母ちゃん、今日は、どんな気持ちの川に行くの?」という3歳の長男の質問で、近所へのハイキングは新しいリュックサックを背負ったような、いやいや、他の惑星をみにいくくらいの旅にグレードアップ!川面には、カエルの卵や、散った桜の花びらや、様々な種類の苔がありました。その上を、パドルサーフィンですべってみました。

ずうっとまえから活動をみててくれたという朝日新聞の宮崎版の記者さんがきて、2011年の3月11日からのことを記事にしてくれました。(写真が、なぜか庭でしいたけを収穫してるところですが 笑)あらためて、3/11に思ったことを元に、これからのありかたを作りたいと思いました。
http://www.asahi.com/area/miyazaki/articles/SEB201303130045.html

原発予定地だった限界集落の、誰も耕さなくなった場所を開墾すると、谷からおじいさんが出て来てカニが海から川に戻る美味しいタイミングを教えてくれました。こういう知恵があと5年10年で消えてしまう。杉ばかりの山にくしゃみをしながら、少しずつ違う植物を植えてみたり、ヤギや蜂の力を借りたり。自然農をしてる人たちとあつまって、種を交換して、今までとは違うデザインの農を試しながら、地域や役場のみんなと話し合って、エクアドルの実践を真似して、エコツーリズムのあり方を試してみる。九州最大級珊瑚へのツアー!その上で、持続可能な暮らしを作ろうとしてる、地球の反対側の地域の友だちと助け合う。フェアトレードでは、都市部の会社や組織とも一緒に、なるべくダイナミックに、社会とつながっていく。そうやって生まれた色んな思いや言葉を、都会に居る仲間と一緒にスカイプで話し合って、ムーヴメントにする。

いま起きている社会の流れを思えば、全部ためいきが出るように小さいけれど、足元でこつこつと、物事を一歩一歩すすめながら。いつも、もっと大きな変化が起こせないかと狙っています。もっと新しい人たちにも届くような、いい表現がないかと考えています。

そう思ってる私たちが、もっとつながって何か展開していけないか?来週はフェアトレードタウン熊本に行きます。5月にはアンニャにもきてもらいます。ちょくちょく、思ったこととか、もっと色々発信していきたいです。

藤岡亜美

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