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地域通貨「ナマケ」 
どうやって使うの?


 1ナマケ=1円と考えてください。みなさんには、まず「ナマケ」をナマケモノ倶楽部事務局へ注文し、買っていただきます。その時点で、必要経費を除いた額が「エクアドル環境基金」(仮称)へプールされます。「基金」の寄付(活動支援)先は、ナマケモノ倶楽部世話人のアンニャ・ライトを中心とした選考委員によって決定されます。エクアドルのコミュニティレベルで持続可能な取組みを行っているグループを基準に、一年に数団体支援していく予定です。

 さて、「ナマケ」を手に入れたみなさんは、ナマケモノネットワークでお買い物ができます。ナマクラ主催のイベントに「ナマケ」で参加できます!カフェスローで定期的に開催する「フリーナマケット」に出展できます。「ナマケ」でバイトを募集することもできます。注意が必要なのは「ナマケ」から円へは換金できないこと。

 使い方は、それぞれ受入れる団体・個人が決めます。たとえば、500円+300ナマケとか、定価(日本円)の何%ナマケ使えますとか、あるいは全部ナマケ(ナマケでしか買えない)というように。たのしいでしょ?

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「ナマケ」のふるさと


 エコパペルとは、エクアドルの沿岸部の町エコシティーとして知られる、バイア・デ・カラケスで作られているリサイクル紙です。エビ産業の急増によってマングローブの森が破壊され、それを生活の基盤としていた人たちが難民化しました。エコパペルは、この人々の生活基盤を再生するために考案された地域支援環境プロジェクトです。それまで町で捨てられていたごみを収集・リサイクルし、それを商品化することによって、今少なからぬ雇用が作り出されています。「ナマケ」紙幣の流通(とそれによる発注)は、エコパペルプロジェクトに安定的な雇用と収入をもたらします。

エコパペル紙幣の裏側 タグア硬貨

 100ナマケ紙幣と500ナマケ紙幣の表には、単位を表すナマケの「N」があり、その右上に怪しげな三つ指。その下には「in Gaia we trust」の文字。これは畏れ多くも、米ドルにある「in God weハtrust」(神の信任にかけて)をもじったものです。裏面にはエコパペルの考案者でもあるナマケモノ倶楽部会員、ニコラとダリオが経営するリオ・ムチャーチョ環境小学校の教室にある、次のような詩がスペイン語のまま印刷されています。

人が最後の木を切ってしまった時
人が最後の川を汚してしまった時
人が最後の魚を食べてしまった時
その時! 人は気づくだろう、お金は食べられないということを

 この詩の下にはフニン村の住人藤岡亜美さんのイラストで、森の木に三つ指を差し伸べるナマケモノ。普通、国家の紙幣というものは破損しにくいものですが、このナマケ紙幣の特徴は水に弱く、破れやすいことです。まちがって洗濯するときれいに消えてなくなるでしょう。簡単に土にかえります。

 タグアとは象牙ヤシの実(アイヴォリー・ナッツ)のこと。かつて高級ボタン材として使われたこの材料が、今、象牙に代わる持続可能なフェアトレード商品として注目されるようになっています。タグアを使うことには象の保護という意味もあるし、またナマケモノ会員でもある坂本龍一さんが唱える「エレファンティズム」の思想につながるという意味もこめられています。

 コインは虹を連想させる7色、中央の穴は丸、四角、三角の3種類。手作りのため色にむらがあったり穴の大きさがまちまちだったりしますが、どれもみな同じ価値の1000ナマケ。そこは遊び心、プレイフル、沖縄でいう「テーゲー」なのです。

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「ナマケ」システムを導入されたい方へ


 「ナマケと同じ体裁で、わたしたちも代替通貨を作りたい!」というグループ、商店街、村のみなさん、ナマケモノ事務局までご相談ください。エコパペル、タグアを使ったエコ地域通貨づくりのお手伝いをします。デザイン、通貨名は皆さんのアイデア次第。「ナマケ」システムに共通するのは、タグア、ナマケが交換媒体、「エクアドル環境基金」(仮称)への寄付システムの二点です。

 ナマケシステムについてのお問合せ・ナマケのお申込みは、ナマケモノ倶楽部事務局まで。

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